この記事が役に立ったら、フォローお願いします!/
(アイコンをクリックで登録画面へ移動します)
こんにちは!
医学英語発音コーチのエイミです。
今回は米医療ドラマ ER の点滴シーンからネイティブの使う診療英会話をご紹介していきます。
「ちくっとします」
「ごめんなさい、外れてしまいました。もう一度やります」
「針入りました」
などの注射時の英語フレーズをドラマの台詞で確認していきましょう!
「ちくっとします」を英語で
今回は、ER の主要キャラクターの一人、施設実習中の医学生ジョン・カーターが初めて実際に患者さんに点滴針を刺すシーンから英語学習をしていきます。
先輩医師ベントンに適当に点滴のやり方を教えられた後、「じゃ、やってこい」と言われ、いきなり本番を迎えたカーター。
◆ 患者さんに突っ込まれるカーター
患者:先生、聞いちゃ悪いが、点滴したことあるのか?
Look, doc, you don’t mind my asking, you’ve done this before?
医学生カーター:もちろんですよ。これまでに数え切れないほどやってます。
Officer, I’d hate to tell you how often I’ve done this before.
本当は一度もやったことがないカーター。
このように平静を装った後、患者さんに「じゃ、ちくっとしますよ」の声かけを行います。
まずは聞き取りにトライしてみましょう!
カーターは「ちくっとします」を
何と言うのかニャ?
◆【聞き取りにチャレンジ】1つ目
患者:先生、聞いちゃ悪いが、点滴したことあるのか?
Look, doc, you don’t mind my asking, you’ve done this before?
医学生カーター:もちろんですよ。これまでに数え切れないほどやってます。じゃ、ちくっとします。
Officer, I’d hate to tell you how often I’ve done this before. Okay, ___ _____ ____ __ _____ ______.
さて、いかがでしょうか?
カーターが何と言っているか、おわかりになりましたか?
ぜひネイティブの発音を2、3回繰り返して聞いて、粘って考えてみて頂ければと思います。
考えて頂いたら答えをどうぞ!
・
・
・
・
・
・
・
・
・
◆ 答え
患者:先生、聞いちゃ悪いが、点滴したことあるのか?
Look, doc, you don’t mind my asking, you’ve done this before?
医学生カーター:もちろんですよ。これまでに数え切れないほどやってます。じゃ、ちくっとします。
Officer, I’d hate to tell you how often I’ve done this before. Okay, you’re gonna feel a little needle.
ということで、カーターの「じゃ、ちくっとします」は
Okay, you’re gonna feel a little needle.
オケイ ユガナ フィーlァ リl ニードウ.
でした!
gonna(ガナ) は、going to を省略した言い方です。
You’re going to feel …
あなたはこれから感じますよ
a little needle.
少しだけ 針の感覚を
という文意になります。
「すみません、針が静脈に入りませんでした」を英語で
You’re gonna feel a little needle. ちくっとしますよ。
と患者さんに声かけをしたカーターは点滴針を挿入しますが、上手く入らず、静脈を外してしまいます。
ここから 針がうまく入らなかった時の声かけ を学習してみましょう。
次もまずは聞き取りにトライしてみよう!
◆【聞き取りチャレンジ】2つ目
患者:痛!
Ow!
カーター:そんな大げさな。でも静脈を外してしまいました。もう一度やります。
Come on, that wasn’t that bad. But ___ _____ ___ ___. ___ ___ __ ___ ___ one more time.
さてこちらはいかがでしょうか?
「静脈」以外簡単な単語しか使われていないので、ぜひ一度考えてみてくださいね。
それでは答えです!
・
・
・
・
・
・
・
・
・
◆ 答え
患者:痛!
Ow!
カーター:そんな大げさな。でも静脈を外してしまいました。もう一度やります。
Come on, that wasn’t that bad. But we missed the vein. We have to try this one more time.
ここでの「静脈を外してしまったのでもう一度やります」は、
We missed the vein. We have to try this one more time.
ウィミスt ザ ヴェイン. ウィァフトゥ チュライ ディス ワンモァタイム.
でした。
ここでカーターが主語に We を使っているのは、ドラマで、針挿入時に患者さんがべらべらとおしゃべりをしていてじっとしていなかったからです。
それを踏まえての
We missed the vein. ”私たちは” 静脈を外しました。
だと思いますので、通常は I に変えた方が良いかもしれません。
Sorry, I missed the vein.
ごめんなさい、静脈に入りませんでした。
Let me try this one more time.
もう一度やりますね。
「針入りました」を英語で
最後は「針入りました」の台詞も聞いておきましょう。
この場面でカーターは2回点滴に失敗し、3回目でようやく「入った!」と喜びます。
今回最後のリスニングチャレンジだよ!
聞き取りにトライしてみよう!
◆【聞き取りチャレンジ】3つ目
カーター:入った。動かないでください。静脈に入りました。動かないでくださいね。はい、これで点滴が入りました。
I got it. Don’t move. Don’t move. __ __ __ __ ___. Just do not move at all. There you go. Officer, ____ ___ ______ __ ___.
最初の文はとっても簡単です!
二つ目は結構難しいかもしれません。
考えていただいて、答えをどうぞ!
・
・
・
・
・
◆ 答え
カーター:入った。動かないでください。静脈に入りました。動かないでくださいね。はい、これで点滴が入りました。
I got it. Don’t move. Don’t move. It is in the vein. Just do not move at all. There you go. Officer, you’ve got yourself an IV.
ということで、「静脈に(点滴針が)入りました」は
It is in the vein.
イディズ イン ザ ヴェイン.
「点滴入りましたからね」は
you‘ve got yourself an IV.
ユv ガ ユァセウ アナイヴィー.
でした!
発話する際には、点滴 “IV” はアイブイではなく アイヴィー と発音します。
冠詞 an がつき “an IV” で、 アナイヴィー のようになります。
You’ve got yourself an IV.
直訳:あなたは手に入れました あなた自身に 点滴を
意訳:点滴入りました。
この記事が役に立ったら、フォローお願いします!/
(アイコンをクリックで登録画面へ移動します)
今回のまとめ
今回は、ER で医学生のカーターが初めて患者さんに点滴をする場面から以下の英語表現をご紹介しました。
◆じゃ、ちくっとします
Okay, you’re gonna feel a little needle.
オケイ ユガナ フィーlァ リl ニードウ.
◆ 静脈を外してしまったのでもう一度やります
We(/I) missed the vein. We have to try this one more time.
ウィミスt ザ ヴェイン. ウィァフトゥ チュライ ディス ワンモァタイム.
◆ 静脈に(点滴針が)入りました
It is in the vein.
イディズ イン ザ ヴェイン.
◆ 点滴入りました
you‘ve got yourself an IV.
ユv ガ ユァセウ アナイヴィー.
英会話はフレーズを記憶するだけでは意味がなく、口を使って練習して、身体で覚えなければ意味がありません。
発話練習頑張りましょう!