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【第19回】医療英会話のアウトプット学習について考えてみよう

投稿日:2021年2月5日 更新日:

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エイミ

こんにちは!

医学英語発音コーチのエイミです。

 

最近、医療英会話の学習方法 に関するご質問をメールでたくさん頂いています。

いわゆる学習ノウハウですね。

正直、英会話学習法についてはすでにネット上でも語りつくされていますし、ノウハウについて話している間に何フレーズか英語の発音練習出来るけどなぁ、なんて思うのですが、

「エイミさんの意見が知りたい」

と言ってくださる方もいらっしゃるので、今回はノウハウ系のご質問に対して私なりの考えをお伝えしてみようかなと思います。

今回の取り上げるノウハウ系のご質問は、「英語学習のお勧めのアウトプット方法」 です。

 

Dr.サトシ

ラジオは通常速度で21分23秒だよ。

早く聞きたいアナタは倍速などでどうぞ!

 

 

1.Anchor

2.アップルポッドキャスト   

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3.Google Podcasts

 

A:「練習試合(独り言学習)」をしましょう

 

●質問:アウトプット学習のお勧めの方法は?

私の現在の英語学習はインプットのみです。そろそろアウトプット学習も始めたいと思っていますが、お勧めの学習法はありますか? いろいろな方法があるかと思いますが、エイミさんのお考えを聞かせてもらいたいです。

 

A:独学が肝だと思います(インプットもアウトプットも独学が9割です)

 

エイミ

質問者さんは

「アウトプット学習の方法はいろいろある」

と書かれていました。

そんなにいろいろあるかなぁ…。

と考えてみました。

 

 

私としては、アウトプットの方法は

 

1 外国人と話す(留学とか英会話スクールとか)

2 日本人同士で英語で話す

3 自分ひとりで話す(ひとりごと学習)

 

の3択くらいではないかと思いました。

そして、その中でどれが一番重要か?という質問であるのなら、

 

3 自分ひとりで話す

 

私の答えは、「独学」です。

 

 

アウトプットも「独学が9割」です

 

アウトプットする!ってなると、外国人の話し相手が必要だ、と思われる方が多いと思います。

特に、読み書きではなく「話す聞く」の方だと。

それで、昔の私のように、いきなり留学とかされる方は多いです。

ただ、ネイティブと対面したからといって、いきなり口から英語がさらさら出てくるわけはないですよね?

 

エイミ

スラムダンクにもありましたね。

「バスケットの国アメリカの、

その空気を吸うだけで

僕は高く跳べると思っていたのかなぁ…」

(by 谷沢)

って。

 

私は昔「英語の国の人と会話してみるだけで、英語がぺらぺら話せるようになる」と思っていましたが、そんなことはありませんでした(当たり前)。

たとえばスポーツだとしたら、本命の試合で勝つために、その前段階として大量の練習試合をこなしますね。

英会話も同じプロセスが必要だと私は思います。

プログリットという英会話学校さんが「英語は自習が9割」という広告を以前出されていたかと思いますが、私はこの考えに同意です。

アウトプットは、「ひとりごと学習」で、量と質を高めることが大事です。

ただ、ひとりごとと言っても、ボソボソ、ブツブツ小声でやるわけではないですよ。

本当に目の前に人がいることをイメージして、普通の声量で、気持ちを込めて、本気で話すんです。

本番の予行演習としてのアウトプットです。

 

 

口から出てくるのは「100回口にした英文」だけ

 

英会話での瞬発力や英作文力を高めるためには、「口に出せるようになりたいフレーズを100回練習する」感覚があるといいと思います。

 

エイミ

100回というのはあくまでイメージですが、

それくらい多く口に出さないと

すらっと出てくるようにはならないです。

 

たとえば、

 

「今日はどうされましたか?」

What seems to be a problem?

 

「症状はいつからですか?」

When did your symptom start?

 

という一言をすらっと言えるようになるには、実際に診察室で患者さんを目の前にしていることをイメージして(←大切)、少なくとも30回は口に出してみられると良いと思います。

 

“Hi, I’m Dr. Sasaki. What seems to be a problem?”

 

“Okay, when did your symptom start?”

 

参考:ER

 

Dr. カーター:おはようございます。カーターです。今日はどうされました?

Good morning, I’m Dr. Carter. What seems to be a problem?

【日本語吹替と英語音声を連続で】

 

 

Dr. プラット:(お母さんの)症状はいつからですか?

When did her symptoms start?

【日本語吹替と英語音声を連続で】

 

 

100回繰り返す過程で、発音もきれいにするためには、英語の 強弱リズム に気を付けてみると良いですね。

ここはラジオで一緒に練習していきます。

 

Dr.サトシ

フォントの大小に合わせて

リズムを付けてみよう!

 

Hi, I’m Dr. Sasaki. What seems to be a problem?

 

Okay, when did your symptom start?

 

次に、子音を長く発音する練習 もしてみましょう。

 

Dr.サトシ

n、s、pr などを伸ばして発音

してみよう!

 

Hi, I’m Dr. Sasaki. What seems to be a problem?

 

Okay, when did your symptom start?

 

本命の試合(外国人との会話や学会発表など)で良い結果を出すために、繰り返ししっかり練習できるといいですね。

でも一人でそんなこと続かない…」という方は、日本人同士で一緒にやりましょう。

 

ラジオで一緒に発音練習しましょう(^^)

記事よりもいろんなエピソードを交えてお話ししています!

 

 

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今回のまとめ

今回は、英語学習ノウハウに関するご質問「お勧めのアウトプット方法」について、私の意見をお伝えしてみました。

「ひとりごと学習」をおすすめしましたが、その成果を確かめる場としてもちろん外国の方との英会話は意味がありますし、極論は 先生が「これやってみたいな」と思われる学習法なら何も無駄なものはない と思っています。

たとえばこれまでに「英語の周波数が聞き取れるようになる練習」とかに興味を示された先生もおられて、私は正直「それはやらなくていいのでは…」と思いましたが、お好きなように続けていただきました。

成果が出なかったものは「成果が出ないとわかった」大きな成果があったわけなので、無駄ではないです。

ぜひどんどん試して、どんどん失敗しましょう!

 

 

-ラジオ

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医学英語・学会英語発音コーチ
エイミ
英語の発声・発音改善の専門家。日本人にとっての理解しやすさを追求した音声解説と、「トレーニングは楽しく!!」が信条。英語は読み書きもできず、センキュー以外何も言えなかったところから習得をスタート。University of Baguio, Associate in Hotel and Restaurant Management卒。TOEIC 915点。

詳しいプロフィールはこちらからどうぞ。