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こんにちは!
医学英語発音コーチのエイミです。
今回は私たち日本人が「アズ」とカタカナっぽく発音してしまうことの多い頻出単語、as の発音と聞き取りを皆さんと一緒にワークをしていきたいと思います。
題材として、オバマ元大統領のスピーチと、米医療ドラマ ER から as as 構文を取り上げます。
記事とポッドキャストでコンテンツを公開していますので、お好みのサービスで発音練習してみてください!
ラジオは通常速度で15分59秒だニャ。
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as as 構文の発音【1】オバマ元大統領
それではまず
オバマ元大統領のスピーチから
as as の発音を聞いてみましょう。
とても速いので
よーーく耳を澄まして聴いてみてください!
◆ 【聞き取りチャレンジ】オバマ元大統領の as as
(米外交官の)ジョン・ケリーと(露外交官の)セルゲイ・ラブロフ、そして多くの交渉人たちは、昼夜を問わず働いています。
So, John Kerry and his counterpart, Sergey Lavrov, have been working around the clock, _________ a number of negotiators, to see –
◆ counterpart 同じ肩書、立場の人物
◆ work around the clock 四六時中働く
(President Obama Delivers a Statement with Prime Minister Theresa May of the United Kingdom 10:45時点)
こんな感じです!
ネイティブの発音なのでとても速いですね。
一度で聞き取れなくても諦めず、3、4回繰り返して聞いて、オバマさんが何と言っているか考えてみてください。
考えていただいたら、答えをどうぞ!
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◆ 答え
(米外交官の)ジョン・ケリーと(露外交官の)セルゲイ・ラブロフは、多くの交渉人とともに、昼夜を問わず働いています。
So, John Kerry and his counterpart, Sergey Lavrov, have been working around the clock, as well as a number of negotiators, to see –
◆ counterpart 同じ肩書、立場の人物
◆ work around the clock 四六時中働く
ということで答えは、
◆ as well as
でした!
聞き取れましたか?
ここでもう一度、around the clock, as well as a の部分だけに絞って、よーーく聞いてみたいと思います。
as well as がどう聞こえるか?を考えながら 聞きましょう!
● around the clock, as well as a- のみ
オバマ元大統領は、around the clock, as well as a- を
アラウン ザ クロッk, ァズウェルズ ザ
のように発音しています。
ネイティブは as のアの音をだらっと発音し、はっきり「ア」と言いません。
特に as as構文の二つめの as は、アがほとんど抜け落ちることもあります。
そうすると一つ目の as は「ァズ」(最初の母音が曖昧)、二つめの as は「ズ」だけのように聞こえます。
as はだらっと適当に発音し、
こんな感じで言ってみるニャ!
ここでオバマさんのスピーチをもう一度聞いてみましょう。
最初より少し聞き取りやすくなったのではと思います。
(米外交官の)ジョン・ケリーと(露外交官の)セルゲイ・ラブロフは、多くの交渉人とともに、昼夜を問わず働いています。
So, John Kerry and his counterpart, Sergey Lavrov, have been working around the clock, as well as a number of negotiators, to see –
as as 構文の発音【2】ER
それではもう一つ、as as の発音を
医療ドラマ ER から聞いてみましょう。
心臓移植手術の最中、上級医の先生が若い先生へ
指導をしています。
さて何と言っているのでしょうか?
◆ 【聞き取りチャレンジ】ER の as as
一番大切なのは、___________で大血管をカットすることよ。
(The) Most important thing is to cut the great vessels ______________.
このシーンでは、指導医の先生が「大血管(the great vessels)を~~~でカットしなさい」と言っています。
どのようにカットするよう指示しているのでしょうか?
こちらも、よーーく聞いて考えてみましょう!
ポイントは「as as の発音はだらっと」ですよ!
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◆ 答え
一番大切なのは、できるだけ心臓の近くで大血管をカットすることよ。
(The) Most important thing is to cut the great vessels as close to the heart as you can.
ということで答えは、
◆ as close to the heart as you can
でした!
こちらの as as も、ポイントはやはり
アを適当にだらっと発音することニャ。
ま、それが私たち日本人には逆に難しいんだけどニャ。
as は出来るだけてきとう~に、
こんな感じで発音してみてニャ!
それでは今日はここまでです!
ラジオでは、以下4つの表現で聞き取りと発音を練習していきます。
● オバマさんの as well as a number of negotiators
● ER の The most important thing is to cut the great vessels as close to the heart as you can.
● 「足で私の手を思い切り押してください」Push your feet against my hand as much as you can.(整形外科での検査表現)
● 「膝を出来るだけ胸に寄せてください」Bring your knee as close to your chest as you can.(整形外科での検査表現)
頑張りましょう!
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今回のまとめ
今回は英会話に欠かせない頻出構文 as ~ as… のネイティブ発音を解説していきました。
私たちは「アズ」とはっきり発音したくなりますが、ネイティブはだらっと発音します。
そのためほとんど「ズ」しか聞こえません。
as as の間にどんな言葉が入っても、基本的にこんな感じの発音になります。
英語はダラダラ発音ですよ。
それではまた一緒に英語学習しましょう!