この記事が役に立ったら、フォローお願いします!/
(アイコンをクリックで登録画面へ移動します)
こんにちは!
医学英語発音コーチのエイミです。
今回は、アルファベットの頭文字をとるタイプの英語の略語(initialism イニシャリズム)の発音練習 を、ポッドキャストで行っていきます!
アルファベットを取る略語は医学英語に山ほど出てきますが、これらをカタカナ発音にしないための発音のコツ、ご存じでしょうか?
え…。
普通に発音するだけじゃ
ダメなん……?
今回は、医療ドラマ ER から、
・EKG(心電図)
・MI(心筋梗塞)
・CBC(血算)
・FHT(胎児心音)
のネイティブ発音を聞き、アルファベット略語の発音方法をマスターしていきましょう!
今日は通常速度で10分11秒だ。
早く聞きたいアナタは倍速などでどうぞ!!
1.Anchor
2.Apple Podcasts
「エイミ」で検索してください!
エピソードの概要を以下にまとめました。
ざっとチェックしてからラジオを聞いていただくと、より楽しんでいただけるかと思います!
頭文字の略語発音ルール
アルファベットを取る略語は、発音にちょっとしたコツがあります。
それは、「一番最後のアルファベットに第一ストレス(アクセント)を置く」のが基本ルールだということです。
辞書で確認すると、アルファベット略語は、
後ろの文字に第一ストレスのマーク
(右から左への点)
があることが多いんです。
ほんまやー!
じゃ、後ろの方をはっきり発音する
感じになるんや!
のような感じなのですが、
日本人の先生は
後ろのアルファベットを
ボソボソ発音されてしまう方が
結構いらっしゃいます。
それだとあまりカッコよくないです…!
「EKG」と「MI」の発音練習!
ということで、さっそく練習だ!
最初の課題は EKG と MI だ。
ラジオでは何回も繰り返して聞いてもらうので、
イーケージー
エムァイ
と発音されていることがわかると思います!
真似して発音してみましょう!
女性(牧師):するべきことは全部したんでしょう? 病歴に、検査に…。
Did you do everything you were supposed to? Proper history, labs?
男性(医師):心電図をとれば良かった。心臓のモニター。心筋梗塞や不整脈を見逃したのかもしれない。
I could’ve done an EKG. You know, cardiac monitor. Maybe I missed an MI, arrhythmia.
【ネイティブの発音】
「CBC」と「FHT」の発音練習!
続いて、CBC と FHT も練習してみましょう。
スィービースィー
エフエイチティー
と、最後の文字を伸ばし気味に読みます!
Dr. グリーン:(検尿の結果として)タンパク質は2+。血算は正常。熱はなし。
‐ 2 plus protein. CBC’s normal. No fever.
【ネイティブの発音】
Dr. グリーン:胎児心音は正常。クランプも出血もない。
FHT’s normal, no cramps or spotting.
【ネイティブの発音】
今回の4つの略語以外も、
大体同じような感じに発音するよ。
たとえば、
血圧なら BP、
検尿なら UA、
深部静脈血栓症なら DVT
後ろにアクセントを置いて発音しよう!
それでは、一緒に発音練習していきましょう!
1.Anchor
2.Apple Podcasts
「エイミ」で検索してください!
この記事が役に立ったら、フォローお願いします!/
(アイコンをクリックで登録画面へ移動します)
今回のまとめ
アルファベット略語は、一番最後のアルファベットをはっきり発音する のが基本ルールです。
私たち日本人は無意識に後ろのアルファベットで声が小さくなることが多いのですが、そうすると英語らしく聞こえません。(何より伝わりづらくなります。)
今回のお話はほんの小さいことのように聞こえるかも…ですが、英語の発音習得は「小さいことの積み重ね」でしかないので、ペラペラきれいに話している人は皆こういった小さな部分に着目しています。
なので、この記事を読んでくださった皆さんは、ぜひ「小さな積み重ね」を大事にしてみてもらえたらなと思います。