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こんにちは!
医学英語発音コーチのエイミです。
ドラマ「ER 緊急救命室」から、医学英語の表現と発音を少しずつ解説しています。
今回は、ファーストシーズン第1話の28:03から28:13までです。
この赤ちゃん出産シーンは勉強しどころがたくさんあるので、記事を5つに分けました。こちらは2つ目です。
音声は、ドラマの発音に忠実に、私の声で「自然な速さ→ゆっくり」で発音しています。
参考に聞いてみてください!
ERのDVDとか持ってる人は、
できれば実際にドラマのこのシーンを観ながら
記事を読むのがおすすめだよ。
ドラマ観ながらだと、勉強になる度200%保証 だぜ!
英語でどう言う? 意外と出てこない「~されたら困る!」の表現
妊婦:もうだめー!生まれちゃう!
It’s starting. It’s coming!
グリーン先生:(走りながら、カーター先生に)頭を中に入れといて。廊下で生んでもらっちゃ困るから。
Hold the head in. We don’t want her to deliver in the hallway.
ホーウ ザ ヘディン。ウィドンワンナー ダ ドゥリヴァー ィン ザ ホーウェイ。
フレーズ&発音チェック
● Hold the head in. hold「そのままにして!」→(何を?)the head「その頭を」→(どんな風にそのまま?)in「中にね!」ということで、「(出てこないように赤ん坊の)頭を胎内に入れといて!」という意味です。
発音は、head と in がズルっとくっ付いて
「ヘディン」になります!
● We don’t want her to deliver in the hallway. 「主語 don’t want 人 to do」で、「主語は人にdoして欲しくない、doされると困る」という意味になります。
● her her はHが発音されないことが多いです。Hがなくなると ハー は「アー」になり、「want her」の発音は繋がって「ワンナー」のようになります。
● to toはトゥーと発音することはあまりありません。代わりに、「タ」や「ダ」で発音します。
want her が ワンナー、
to が ダ で、
「want her to」の発音は
ワンナーダ になるってことだニャ!
「手をどこどこに置いて」は、シンプルに「put」で表現できる
[言われた意味がわからず、固まるカーター先生。]
グリーン先生:きみの手を彼女の両脚の間に入れて、「頭」を中に入れておくんだ。
Put your hand between her legs and hold the head in.
プッチュアヘァン btウィーンナァレェグス ェンホォウ ザヘディン。
フレーズ&発音チェック
● Put your hand between her legs. 手を彼女の脚の間(股)に置いて。put「置いて!」→(何を?)「君の手を」→(どこに?)between her legs「彼女の脚の間に」という順番で理解しましょう。
カーター先生はまだメディカルスクール3年生で、この時おそらく23歳(逆算して)。
そしてこの日が彼のER実習初日です。
ドラマとはいえ、実習初日にいきなりすごいことをさせられてます。
がんばれカーター先生!
今回のまとめ
【フレーズ&発音】
● hold + 物 + in 「物を中に入れたままにしておく」。
● 主語 don’t want 人 to do 「主語は人にdoされると困る」。
● her her はHが発音されないことが多い。ハー は「アー」になり、「want her」の発音は繋がって「ワンナー」。
● to toはトゥーではなく「タ」や「ダ」で発音することが多い。「want her to」の発音は「ワンナーダ」。
● Put + A(物や体の一部)+ 場所 「Aをどこどこに置く、入れる」。
緊急分娩対応3 へ続く!
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