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こんにちは!
医学英語発音コーチのエイミです。
今回は、メルマガ読者さんからのご質問「”多変量解析” を英語で上手く発音するコツを教えて頂けませんか?」 へのお返事として、multivariate analysis の発音と聞き取りを、ラジオで皆さんと一緒にワークをしていきたいと思います。
(multivariate analysis の発音方法は以前動画で解説したことがあります。動画に興味のある方は こちらの記事 からご覧になってみてください。)
ラジオは通常速度で17分06秒だよ。
早く聞きたいあなたは倍速などでどうぞ!
1.Anchor
2.アップルポッドキャスト
「エイミ」で検索してください!
“multivariate” の発音は二種類あります
まず「多変量」の
multivariate の発音ですが、
英語のマルチは、
「モウティ」と「モウタイ」
の二種類の発音があります。
(「マルチ」ではないです。)
YouTube からネイティブの発音を
聞いてみましょう!
最初は「モウティ」バージョンからです!
◆ multi を「マルティ」と発音する例
(Med Cram: Coronavirus Epidemic Update 12 5:40部分より)
– When they did a モウティ ヴァリエt アナァリスィス, there was no racial differences, there was no gender differences, –
こんな感じですね!
マルチ が モウティ のように聞こえると思います。
もう一つ、YouTube から
マルチが「モウタイ」と発音されている音声を
聞いてみましょう!
◆ multi を「モウタイ」と発音する例
(Library of Congress: Literacy Award Conference 31:30部分より)
– There are standardized test giving a lot of kids. And we did what we called モウタイ ヴァリエt アナァリスィス,
こちらの男性は「モウタイ」と
発音していますね!
もちろんどちらで発音しても正しいのですが、
今回は比較的使用頻度の高い
「モウティ」の方で練習していきたいと思います!
multi・variate・analysis 3分割して発音練習
接頭辞の multi は、特に L を「ル」と言わないことが大事です。
「モ(mu)」に続けて、舌先を前歯の裏まで伸ばし、
舌を離さずに(←重要)「ウ」。
そこから舌を離して、「ティ」です。
ここまでだけでも結構難しいですが、出来ましたか?
続いて “variate” では
v の音を使って発音してみましょう!
「ベ」(be)ではなく 「ヴェ」(ve)です!
下唇の内側のキワに前歯を付け、
ヴェリエイ /véəriate/
日本語の「ベ」は唇を閉じるけれど、
英語の V は唇を閉じないよ!
最後、analysis も結構難しいです。頑張りましょう!
最初のアは出来るだけ小さく、ナ の音を大きく発音します。
この強弱は英語らしく発音するためにすごく重要ですので、頑張ってはっきりリズムを付けてみてください。
そして「ly(リ)」は舌先を前歯の裏に付け、 L で発音します。
日本語の「リ」だと全然違う音になるので
舌の動かし方に気を付けましょう…!!
それでは今回はここまでです!
ラジオでは、“When they did a multivariate analysis,” のフレーズを使い、発音練習をしていきます。
ぜひ一緒にやりましょう!
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2.アップルポッドキャスト
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今回のまとめ
多変量解析 multivariate analysis は、
モウティ ヴェリエイt アナァリシス
と発音します。
今回、multi の発音が「モウティ」と「モウタイ」の二種類ある、というお話をしましたが、同じようなものに anti の発音があります。
anti も「アンティ」と「アンタイ」の二つがあり、さらに「アナ」というバージョンもあります。
つまり、anti の発音は アンティ、アンタイ、アナ の3つです。
ややこしいですね…!
(抗生物質 “antibiotics” のネイティブ発音を解説した記事 はこちら)
一つ一つの音にこだわり、急がずじっくり練習するのが、発音と聞き取りを上達させるコツです。
それではまた明日も頑張りましょう!