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今回は The Resident というアメリカの医療ドラマの第一話 を使って英語学習をしていきます。
ラジオの音声は、個別レッスン受講生さんへレッスン後にお渡ししている復習用
英語の表現と発音どちらも解説していきますので、気になったところだけでも読んで(聞いて)みてくださいね!
ラジオは通常速度で08分57秒だよ。
早く聞きたいあなたは倍速などでどうぞ!
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The Resident とは?
こんにちは!
医学英語発音コーチのエイミです。
「The Resident 型破りな天才研修医」は、2018年1月21日からアメリカで放送されてい
2022年11月現在でシーズン6まで放映されているようです。
私はある先生からこの作品をご紹介いただき、
僕、これで英語学習してみたいのですが。
という流れがあって、そこで初めて鑑賞しました。
主人公は天才レジデントのコンラッド・ホーキンス(Conrad Hawkins)。
物語は、
インターンの名前はデボン(Devon)。インド系アメリカ人の男性です。
デボンがインド系であることは結構大事なポイントになります。
コンラッドがそこをいじるセリフがあるので、デボンはインド系、覚えておきましょう。
それでは始めましょう!
まずはリスニングにチャレンジ!
勤務初日、デボンは指導医となるコンラッドと合流するため、指定された場所(施設内リハビリ室のジムの前)へと向かいます。
そこにいた男性にデボンは声を掛けます。
二人はどんな会話を交わしているでしょうか?
出来るだけ頑張って聞いてみましょう!
◆ リスニングチャレンジ「ホーキンス先生はどこにいるか知ってる?」
デボン:Um, hey, man. _______________?
コンラッド:Namaste. ______. Take off that tie. ____________ anymore.
デボン:……
コンラッド:__________? White, black? Brown? Men?
デボン:I-I don’t understand what…
コンラッド:”I don’t understand”. ________________ Harvard? I _______, bro. Yele, then Harvard. Let’s go.
いかがでしょうか。
読めば簡単な英文も、聞くとものすごく難しいものです。
どうやらデボンはコンラッド見て「この人ではないだろう」と考えて声を掛けたようですが、それが本人だったというわけですね。
デボンは最初、コンラッドにどんな質問をしているでしょうか?
まずは聞こえる部分からだけでも良いので、何を言っているのか考えてみましょう。
下で答え合わせをしましょう!
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◆ 答え
デボン:あの、コンラッド・ホーキンス先生はどこにいるか知ってる?
Um, hey, man. (Do) y’know where I can find Dr. Conrad Hawkins?
コンラッド:ナマステ。俺だよ。ネクタイ外して。ここはもうハーバードじゃない。
Namaste. You found him. Take off that tie. You’re not at Harvard anymore.
デボン:…。[渋い顔つきでネクタイを外す。]
……
コンラッド:[ジム内の美人の女性に手を振りながら]好みは?白人?黒人?褐色?男?
What are you into? White, black? Brown? Men?
デボン:質問の意味がわからないんですが…。
I-I don’t understand what…
コンラッド:わからない? お前ハーバードには優遇措置で入ったのか?書類は読んだよ。イェールに、ハーバード(卒業)だろ。行くぞ。
“I don’t understand”. Were you affirmative action at Harvard? I read your file, bro. Yele, then Harvard. Let’s go.
★詳細解説★
● Um, hey, man. (Do) y’know where I can find Dr. Conrad Hawkins?
・Do you know? 最初の Do の音がほぼ脱落し、ユノウ? と発音されています。
・Where I can where と I がリンキングしています。ウェライカン。
● Namaste. You found him.
・Namaste. デボンがインド系なので「ナマステ」ときつめにいじっています。
・You found him. 「~さんはどこにいますか?」と尋ねられ、探している人が自分自身だった時の定型表現です。「私がその人です。」発音は him の H が脱落し、ユファウンドゥム。女性なら You found her. ユファウンダ。となります。
● Take off that tie. You’re not at Harvard anymore.
・take off SB’s/that tie ネクタイを外す。
● What are you into?
・be into A Aが好みだ。Aが好きだ。発音面からは what の t と are がリンキングしています。ワドゥユイントゥ? What are you と What do you はほぼ同じ発音になります。
● Were you affirmative action at Harvard?
・affirmative action 日本語では「マイノリティー優遇措置」「差別是正措置」などと訳されます。多様な社会を affirmative(積極的に肯定)する行動、と私は解釈しています。「優遇措置でハーバードに入学したのか?実力で入ったんじゃないんだろう。」インド系でありながら高学歴のデボンに対するいじりです。日本語では吹き替え、字幕ともに訳されていませんでした。
● I read your file, bro.
・file 幅広く書類を指します。ここでは経歴書。発音は ファイル ではないので気を付けましょう。ファイオ。
・bro brother の省略形。男性に対する親しみを込めた呼びかけ。
今回の内容をポッドキャストでもどうぞ!
ラジオは通常速度で8分57秒だよ。
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今回のまとめ
今回は The Resident 第一話 から、レジデントのコンラッドとインターンのデボンが初対面を果たす場面で英語学習をしていきました。
★発音面の学習ポイント
● Do you know が y’know(ユノウ)のように発音されている。
● What are you が wadayu(ワドゥユ)のように発音されている。
★表現面の学習ポイント
● You found him./You found her. 「(あなたが探している人は)私です。」
● affirmative action 差別是正措置。
このシーンからの学習分はあと2回あります。
別の機会に記事とラジオでご紹介できればと思っています。
それではまた一緒に英語学習しましょう!
【第88回】The Resident 第一話で英語学習 2 はこちら>>