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こんにちは!
学会英語発音コーチのエイミです。
何かを 入れる 動きを英語で表現する時、ぴったりくる動詞に悩むことってないですか?
この記事では、
医療現場での器具挿入時にネイティブが使う動詞を5つ
紹介します!
目次
1.insert 入れる、挿入する
まずは鉄板の「入れる」の動詞、 insert です。
医療ドラマ ER から、医学生に腰椎穿刺を指導するシーンを見てみましょう!
「第4第5腰椎間に入れて。ベッドと平行になるように、少し上に傾ける。」
” Insert it between L-4 and L-5.
Tilt it slightly upwards so it’s parallel with the bed. “
insert はやっぱり使える動詞ニャ!
2.advance もっと入れる、そのまま進める
では、insert して入れた後、もっと入れる、そのまま進める は、どう表現できるでしょうか?
More. では、ちょっと芸がないですよね。
これには、advance が使えます。
さっきの腰椎穿刺の続きで
advance が使われてるぞ!
「椎骨の間をゆっくり進むと、かすかに手応えがある。それは先端が脊柱管を破った時だ。」
” Advance it slowly between the vertebrae,
then you’ll feel a slight pop when the tip punctures the spinal canal. “
もう一つ、胸膜穿刺の場面でも advance が出てきています。
「(針を)もっと進めて。」
” Keep advancing. “
「そのまま進める」は
advance だニャ!
3.ease ゆっくり入れる
続いて、「ゆっくり動かす」という表現に使える ease です。
ちょっと非ネイティブには思いつきにくい動詞ですね!
肺塞栓症の患者さんの、塞栓除去シーンで使われています。
部長がレジデントの先生を
指導をしてるところだぞ!
「カテーテルをゆっくり中へ入れて。」
” Ease the catheter in slowly. “
ease だけで「ゆっくり動かす」のニュアンスがありますが、
モーゲンスタン部長は slowly を重ねています。
「ほんまにゆっくりやで」って感じね!
4.thread 縫うようにくねくねと入れる
4つ目は、「縫い物をするようにくねくね入れる」という意味の動詞、
thread です。
動詞の thread、結構良く見かけます!
さっきの塞栓除去の続きのシーンね!
「肺動脈まで、縫うように入れて。大静脈を傷つけないよう、慎重に。」
” And thread it up to the pulmonary artery.
Be very careful not to puncture the vena cava. “
5.float 浮かすように入れる
最後は、float です。
「コーヒーフロート」の float は、浮かせてふわふわと入れる という動詞として使うことが出来ます。
こちらも、カテーテル挿入の説明などに使われます。
(別の医師の手技を医学生に解説しています)
「ゆっくり、ゆっくり、カテーテルを浮かしながら、心臓まで入れるの。」
” He has to float the catheter into the heart
VERY slowly. ”
カテーテルをフロートする か!
なるほどなー!
今回のまとめ
今日は、医療現場での器具の挿入時に、ネイティブがどんな動詞で 入れる、挿入する、通す を表現しているかを5つ紹介しました。
insert A Aを入れる、挿入する
advance A Aをそのまま進める、さらに入れる
ease A in Aをゆっくり中へ動かす
thread A Aを縫うようにくねくね入れる、通す
float A Aを浮かせて入れる、通す
単語自体はどれも難しいものではないですが、
発音は結構難しいです!
(ease 以外)
ネイティブの発音をよく聞いて
まずは真似をするのニャ!
それでは今回はここまでです。
お役に立てていれば嬉しいです!
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