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今回は 英検準1級のリスニング問題で英語のリスニング対策をしつつ、同時に日常英会話の「型」を覚える という個別レッスンの一部を公開します。
ぜひ一緒に英語学習しましょう!
ラジオの音声は、個別レッスン受講生さんへレッスン後にお渡ししている復習用の音声です。
ラジオは通常速度で9分06秒だ。
早く聞きたいあなたは倍速などでどうぞ!
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英検準1級のリスニング問題でリスニングチャレンジ!
こんにちは!
医学英語発音コーチのエイミです。
今回は英検準1級のリスニング問題パート1(二人の人物による会話問題)を取り上げ、「試験に合格しつつ日常英会話も覚える!」というテーマでやっていきます。
最初に課題音声を聞いて頂き、男性と女性が何を話しているのかを考えてみましょう。
それではどうぞ!
◆ 英検準1級リスニング問題パート1にチャレンジ!
さて、いかがでしょうか!
今回は「何かを作っているカップル」の会話になっていたのですが、二人が何を作っているのか、おわかりになりましたか?
一度で分からなくとも二回、三回と聞き返して、できるところまで頑張ってリスニングしてみてください。
もうこれ以上無理!というところで、下で答え合わせをしましょう!
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◆ 答え
女性:腰が痛いし、手も痛いわ。掘る作業ってきついわね。
My back is aching, and my hands are sore. This digging is hard work!
男性:うん、でも素敵な庭が欲しいなら、骨を折らないと仕方ないよ。
Yes, but if we want to have a nice yard, we need to put in the effort.
女性:まさかトラック2台分の土を掘り返すことになるなんて思わなかった。
I just didn’t think we’d have to dig out two truckloads of dirt.
男性:一番きついところは終わったよ。花壇の計画を立て始めよう。
The worst is over. Now we get to plan the flower garden.
女性:やっぱり、誰か雇ってこの力仕事をしてもらえばよかった…。
Still, I wish we’d hired someone to do the labor.
男性:僕たちにそんな余裕はないってことはわかってるだろ?それに、自分たちでやった方が満足できるじゃないか。
You know we can’t afford that. Besides, we’ll get more satisfaction out of doing it ourselves.
女性:そうね、多分あなたが正しいわ。
Yeah, you’re probably right.
Question: What is the man’s opinion?
ということで二人が作っていたものは、新居の素敵な庭(a nice yard) でした!
理解できたあなた、素晴らしいです!
“男性は「自分たちでやった方が満足できる」と言っているな”、というところまでわかれば、問題にもきっと正答できるでしょう。
今回の学習ポイント
ここから今回の学習ポイントを解説していきます!
女性:腰が痛いし、手も痛いわ。掘る作業ってきついわね。
My back is aching, and my hands are sore. This digging is hard work!
太字部分は強く、細字部分は弱く発音されています。
●”sore” は「四肢、喉、または顔のパーツの痛み」に特に良く使われる形容詞です
「痛い」という英単語はとてもたくさんありますが、今回「手が痛い」で出てきている形容詞 “sore” は、胴体から離れた身体の部分に対して良く使われる傾向があります。
My legs are sore.(脚が痛い。)
My arms are sore.(腕が痛い。)
My throat is sore.(喉が痛い。)
My eyes are sore.(眼が痛い。)
男性:うん、でも素敵な庭が欲しいなら、骨を折らないと仕方ないよ。
Yes, but if we want to have a nice yard, we need to put in the effort.
女性:まさかトラック2台分の土を掘り返すことになるなんて思わなかった。
I just didn’t think we’d have to dig out two truckloads of dirt.
●If you want to DO, we need to put in the effort.「もし~したいなら、努力するしかない。」
これは日常生活でとても使えそうな台詞です!ぜひ自分でアレンジしてぜひ使ってみましょう。
(↓生徒さんが考えてくださったアレンジです!)
“If you want to be a good english speaker, you need to put in the effort.”「もし良い英語話者になりたいなら、努力するしかない。」
●I just didn’t think… 「~だなんて全く思わなかった。」
just + not で「少しも~ない」という意味になります。
●”two truckloads of A” で「トラック2台分のA」
正直に言いますと、truckload「トラック〇台分」という数詞があることを、私この問題で初めて知りました。見かける機会は少ないかもですが、インパクトあるので覚えられそうですね!
男性:一番きついところは終わったよ。花壇の計画を立て始めよう。
The worst is over. Now we get to plan the flower garden.
女性:やっぱり、誰か雇ってこの力仕事をしてもらえばよかった…。
Still, I wish we’d hired someone to do the labor.
● The worst is over. Now we get to DO.「一番きついところは終わった。~(楽しいパート)に取り掛かろう。」
● Still, I wish we had DONE.「(選択した行動の良い面を見ても、)でもやっぱり~すれば良かったなぁ…。」
男性:僕たちにそんな余裕はないってことはわかってるだろ?それに、自分たちでやった方が満足できるじゃないか。
You know we can’t afford that. Besides, we’ll get more satisfaction out of doing it ourselves.
女性:そうね、多分あなたが正しいわ。
Yeah, you‘re probably right.
● 人 can’t afford that.「それにお金を払う金銭的な余裕がない。」
“can’t afford A” は「時間的な余裕がない」の意味もありますが、やはり圧倒的に「お金が出せない」の文脈で使われることが多いかと思います。
● We can get more satisfaction out of doing it ourselves.「(人に任せるより)自分たちでした方が納得(満足)できるじゃない。」
この文は「~した方が」に out of を使うところがミソでしょうか。こちらも日常会話でそのまま使えそうな良い台詞です!
今回の内容をポッドキャストでもどうぞ!
ラジオは通常速度で9分06秒だ。
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今回のまとめ
今回は 英検準1級のリスニング問題で英語のリスニング対策をしつつ、同時に日常英会話の「型」を覚える という個別レッスンの一部をご紹介しました。
リスニング対策でも英会話の練習でも、地力を上げるためにやることは一つだけです。
“英語をよく聞く → 意味をしっかり理解する → 自分で繰り返す”。
本当にこれだけなので、騙されたと思ってぜひやってみてください!
また一緒に英語学習しましょう!