こんにちは!
医学英語発音コーチのエイミです。
今回は11時間のみの短期集中で私の発音レッスン受講され、「英語を話すってこういうことなんだ、とわかりました」と語ってくださったK先生のお声をご紹介していきます!
K先生は
イギリスの大学院に留学経験があり、
帰国後も日常的に多くの国籍の方と英語でお話しされている
国際経験豊かな女性の先生です。
K先生、今日はよろしくお願いします!
よろしくお願いします。
目次
受講を決められた理由
最初に、
K先生がレッスン受講を決められたいきさつ
を教えてください!
私は仕事で非ネイティブの方と英語で話すことが良くあります。
ですが、その中ではこれまで特に
「通じない」などの問題はありませんでした。
留学中もいろんな国の人が各々のアクセントで話していましたし、
あまり発音を気にしたことはなかったです。
ただ、ネイティブとの会話では何度も聞き返されることがあり
少しストレスでした。
そんな中今回
仕事でイギリスの方たちと多く会話することになりました。
エイミさんはすごく発音がきれいなので
同じように出来ればと思い、
受講を決めました。
私たちは
「英語圏に留学すれば発音も良くなる」
と考えがちですが、
K先生はイギリスに留学されてどう感じられましたか。
留学するだけで発音が上手になるのは、
すごく耳が良くて、聞いたように真似できる
一部の人だけじゃないでしょうか?
私は文章全体の強弱やリンキングなどは
自分一人での学習は難しいと感じました。
また、ネイティブの先生に発音を指摘されても
先生の後をリピートするだけで
何が良くなったのかわからなかったりしたので、
日本人の先生に教えてもらう方が良いと思いました。
レッスンを受けた成果について
K先生のお悩みは
「何度も聞き返されること」と
「ネイティブの英語が聞き取りにくいこと」
でした。
今回は英語の発声に重点を置いて練習して頂きましたが、
そこからどんな成果がありましたか?
レッスンでは、
英語の強弱、音の高低、声の出し方などを
細かく教えていただけたので、
少しリズム感のある英語が話せるようになったと思います。
レッスン終了後、今のところ、一度も聞き返されていません。
また、「自分で発音できない音は聞き取れない」と思うので
今後リスニング力を上げていく意味でも
足掛かりになったのかなと。
2週間前にレッスンを終了されて
まだ一度も聞き返されていない、
というのは嬉しいですね…!
また、発音学習というのは
自分の発音を良くするためだけではなく、
ネイティブの英語が聞き取れるようになるためにするもの
なんですよね。
リスニング学習はここからまた長い旅路になりますが、
K先生は発音の基礎を身に付けられたので
リスニングもやりやすくなっていくと思います。
発声テスト! あなたは鼻をつまんで英語話せますか?
少し別の話ですが、K先生は以前
日本語のパブリック・スピーキング
(プレゼンやスピーチのための技術)
のレッスンも
受けられたことがあると伺いました。
そこでのお話がすごく面白かったです!
私は日本語で話していてもよく聞き返される
タイプなので、
発声を改善しようと
日本語のパブリック・スピーキングのレッスンを
受けたことがあります。
その時の先生に
「鼻をつまんでも話せるように声を出す」
と教わったんですね。
で、今回英語の発声を習って
「あの時と同じだ!」
って思いました。
これ、私は知らなかったので、
教えて頂いて感動しました…!
やってみると、英語は確かに
鼻をつまんでもそこそこ話すことができました。
今この記事を読んでくださっている皆さん、
「鼻をつまんで英語が話せるかどうか」
ぜひ確認してみてください!
鼻をつまんでも
つままない時と極端に変わらず話せたら、
きれいな発声だと思います。
逆にすごく鼻声になってしまったら、
「声の出し方」が
あなたの発音をカタカナっぽくしているかも…!
参考までに、私が鼻をつまんで話すとどんな感じになったか貼っておきます。
まずはOKバージョンからです。
◆ 鼻をつまんで話せるか【これくらいで話せたらOKかと】
“Talking through your nose means you sound high pitched and whiny when you speak.”
(鼻から息を抜きながら話すと、声が高くなり、キンキン話しているように聞こえます。)
逆に「鼻をつまむと鼻声になってしまう」というNGバージョンは、こういう感じです。
◆ 鼻をつまんで話せるか【こうなるとNG。鼻にかかりすぎです】
“Talking through your nose means you sound high pitched and whiny when you speak.”
(鼻から息を抜きながら話すと、声が高くなり、キンキン話しているように聞こえます。)
(参考記事:How do I stop talking through my nose?)
レッスンを受けられて「これが一番良かったな!」と思ったことは?
私のレッスンで「特にここが良かった!」と
いう部分がありましたら、
教えて頂けたら嬉しいです!
出来ている点、出来ていない点について
日本語で詳しく説明してもらえたこと。
改善点も明確で、どう直したらいいのかわからない
ということはありませんでした。
レッスンの記録をウェブで細かく共有して頂けたこと。
また、個別の練習用音声で繰り返し復習することが出来、
本当に助かりました。
レッスンが終わった今でも
毎日聴きながらシャドーイングしています。
どんな人に私のレッスンをおすすめしたいですか?
実際にレッスンを受けてみられて、
私のレッスンはどんな方におすすめできると
思いますか?
英語が話せるだけでなく、
ネイティブのような発音を目指している方。
頑張って話しても、文法的には間違っていないのに
聞き返されてしまう方。
そういう人に向いていると思います。
最後に…!
もしよければ、最後に一言頂けたら
嬉しいです!
レッスンに興味を持たれているのなら、
受講した方が絶対良いです。
「英語を話すってこういうことか」
ということがわかると思います。
音の強弱、高低、
声を口先で出すのか、喉の奥から出すのかなど、
日本語とは根本的に音の出し方が違う
ということがわかります。
K先生、今回は本当にありがとうございました!
今回のレッスン裏話
K先生とのレッスンの課題は「(ネイティブと英語でたくさん話す必要のあるお仕事まで)4週間しか時間がない」ということでした。
多くの生徒さんが週一回でレッスンを受けられる中、K先生には毎週2回ずつレッスン受講を頑張っていただいたのですが、結果として伸び方が大変速かったです。
受講時間はたった11時間だったのですが、正直、8時間くらいで「K先生はもうほぼ完成したな」と感じていました。
もちろん、長期的にこつこつと取り組むことも一つの素晴らしいやり方です。
性格的な向き不向きなどもあるので、こういう方法だけが正解、というものではないです。
ただ、何かの技術を一気に伸ばしたい場合、一気に時間を費やせば結構達成できるものだよなぁ、ということを今回K先生に見せてもらいました。
8時間で発音レッスンほぼ終了、もう私の手は必要なくなった、と感じたのは、私のこれまでの経験の中では最短でした。
K先生、本当にお疲れ様でした!
「近いうちに英語の発表もする必要があると思うので…」とのことでしたので、またお手伝いさせて頂ける機会がもしあれば、とても嬉しいです。
ありがとうございました!