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こんにちは!
医学英語発音コーチのエイミです。
今回は、最近複数の生徒さんから練習リクエストのあった統計用語、Cox proportional-hazards model (コックス比例ハザードモデル)の発音と聞き取りを皆さんと一緒にワークをしていきたいと思います。
この用語、「コックス」と「モデル」が少し難しく、特に「model」は要注意です。(「モデル」ではありません。)
記事、動画、ポッドキャストの3つのコンテンツを公開していますので、お好みのサービスで発音練習してみてください!
ラジオは通常速度で17分13秒だよ。
早く聞きたいあなたは倍速などでどうぞ!
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“hazard”? “hazards”?
発音の前にまず一つ確認です。
コックス比例ハザードモデルの「ハザード」の部分なのですが、複数形の s が付いているものと付いていないもの、どちらも見かけますよね。
これ、「どっち?」と悩んでしまいませんか?
● The Cox proportional-hazard model
● The Cox proportional-hazards model
今回いろいろと調べてみたり、先生たちにも伺ってみたのですが、結論から言うとどっちが正解というのはよくわかりませんでした。
ただグーグルでは、proportional-hazards の方を多く見かけます。
7割程度が hazards で、残り3割程度が hazard な感じです。
また、この解析の手法から考えてみると、「複数のハザード(危険項目)を比例させて」と捉えると自然に思えるので、hazards が良さそうと思ったりもしました。
どうなんでしょうか。
詳しい方がこれを読んでおられたら、ぜひ正解を教えてください。
とりあえず今回は、
● The Cox proportional-hazards model
の方で発音練習していきたいなと思います!
“コックス比例ハザードモデル” ネイティブはこう発音する
それではまず
ネイティブの発音を聞いてみたいと思います。
以下の音声を聞いて、ネイティブが
Cox proportional-hazards model の
どの音を強く発音しているか、
考えてみましょう!
◆ 【聞き取り】”Cox proportional-hazards model” どこに強勢が乗る?
‐これは 部分尤度と呼ばれるものです。そして、コックス比例ハザードモデルについて聞いたことがある人は、
-that are called partial likelihood estimators. And for those of you who have heard of ____________, and I know they’re discussed in Friday’s recitation, that’s an example of a class model that’s commonly used within this partial likelihood estimators.
【英語音声】
(6. Physiological Time-Series 20:10時点より)
さて、”Cox proportional-hazards model” 、どこにアクセントを置いて発音されているか わかりましたか?
一度でよくわからなくても、繰り返して聞いて大丈夫です。
よーーく聞いて、「どの音がはっきり聞こえて、どの音が聞こえにくいか」を考えてみてくださいね!
それでは答えをどうぞ!
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◆ 答え(Cox proportional hazards model の強勢位置)
‐これは 部分尤度と呼ばれるものです。そして、コックス比例ハザードモデルについて聞いたことがある人は、
-that are called partial likelihood estimators. And for those of you who have heard of カァks プロポーショノウハァザーズマァドウ, and I know they’re discussed in Friday’s recitation, that’s an example of a class model that’s commonly used within this partial likelihood estimators.
【英語音声】
ということで発音のリズムは、
◆ cox proportional hazards model
カァks プロポーショノウハァザーズマァドウ
となります。
声で山を4つ描くようなイメージで発音してみてください!
それじゃ
動画で細かい口の動きを確認してみよう!
長さは1分58秒だよ!
単語一つずつで発音練習
参考までに、
Cox proportional-hazards model を発音する時の
私の日本語の口と英語の口を並べてみました。
全部の口の形が違っているので、
ぜひよーく見比べてみてください!
◆ “Cox-proportional-hazards-model” 日英口比較
↑ [ka:ks] 「コックス」ではありません。小さいツは入れないで! 唇を大きく開いて「カァks」。
↑[prəpɔ́:rʃənəl] 「プロポォrショノウ」ポーで口を小さく丸くしましょう!
↑[hǽzərdz] 唇をヨコに大きく引いて「ハァザァrズ」
↑[ma:d(ə)l] 「モデル」と発音しないように気を付けましょう…! 唇を大きく開いて「マァドゥ」。
英語は、アクセントの乗る音で日本語よりもかなり大きく口を動かします。
(正確には「口の奥」を大きく動かします。)
強勢音は動きを大きく、非強勢音は動きを小さくして発音すると、英語らしく発音できるようになります。
それでは、今日はここまでです!
ラジオでは、私と皆さんとで一緒に Cox proportional hazards model の発音練習 をしていきます。
頑張りましょう!
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今回のまとめ
統計用語の一つ「コックス比例ハザードモデル」Cox proportional hazards model は、強勢4つで発音します。
◆ cox proportional hazards model
カァks プロポーショノウハァザーズマァドウ
「コックス」と「モデル」はカタカナと全然違う音になります。
口を大きく開けて声を出すことをぜひ頑張ってみてくださいね!