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こんにちは!
医学英語発音コーチのエイミです。
今回は、抗生物質 “antibiotics” のネイティブの発音 について、ラジオでお話ししました。
アメリカ英語で発音されている antibiotics をよーく聞くと、“アナ” バイアディクス と発音されていることが多いのに気が付きます。
なぜ、アメリカ人は anti を アナ と発音するのでしょうか?
こういうのって、理由がわからないともやもやしますよね…!
ラジオは、Anchor やポッドキャストでどうぞ!
通常速度で、13分42秒です。急ぎの方は倍速などで!
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エピソードの概要を以下にまとめました。
ざっとチェックしてからラジオを聞いていただくと、より楽しんでいただけるかと思います!
コンテンツ1:アンチが “アナ” になる理由は?
「奥様に水分と抗生剤を投与して、」
” Give her fluids, antibiotics, “
【ネイティブの発音】
(ER より)
anti のように、単語の中に nt の並びのスペルが入る時、アメリカ英語では
『Tは発音しなくてもOK』
という発音ルールがあります。
その理由は、[n] と [t] の発音に、ある共通点 があるからです。
その共通点とは、舌先の位置です。
これがわかれば、なぜ nt の並びで t が発音されないことがあるのかがわかります。
ラジオでは、この n と t の発音上の共通点 についてお話をしています!
コンテンツ2:anti だけじゃない! こんな単語も要注意!
「精神科病院でさ」
” -in the mental hospital. “
(LOST より)
antibiotics が “アナ” バイアディクス になる、のような nt の t 脱落 は、ほかの単語でも非常に多くみられます。
今回は、center、winter、mental の3単語で、t が脱落するとどんな発音になるかをご紹介しました。
セナー と聞こえたら、それは… center。
ウィナー と聞こえたら、それは… winter。
(勝者の winner と同じ発音)
メノー と聞こえたら、それは… mental。
t があるかないかで、ぜんぜん違う発音になります。
Tをそこまで完全に省略するとか…。
なんでやねん!
とアメリカ人に心の中でつっこみを入れながら、発音練習していきましょう。
それでは今回はここまでです!
ラジオでは、ERのグリーン先生の台詞 “Give her fluids, antibiotics,” のフレーズを使い、発音練習をしていきます。
ぜひ一緒にやりましょう!
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今回のまとめ
抗生剤 “antibiotics” は、ネイティブが発音すると「アナ」バイアディクス となります。
接頭辞 anti は、アンティ、アンタイ、アナ の3つの読み方が流通していますが、antibiotics は全体の音が長いので、一番短い「アナ」が好まれるのかなと思います。(できるだけ楽に発音するために。)
また、ネイティブが発音すると center は「セナー」、winter は「ウィナー」、mental は「メノー」となることも合わせてご紹介しました。
この記事とポッドキャストがお役に立てれば幸いです。