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こんにちは!
学会英語発音コーチのエイミです。
発表の中で、業界では常識となっている話、または広く受け入れられている内容を前振りに使うことってよくありますよね。
そのような時、皆さんはどんな英文を使いますか?
今回は、ネイティブスピーカーも良く使っている「~ですよね」の表現をご紹介します。
とっても簡単なフレーズです!
目次
「です(よね)」には【We know】を足そう
うーん。
先生、どうしたんですか?
今度の発表で、みんなが知っていることを
前振りしてから本題に入りたいんだけど、
「As you know」を何度も繰り返したくなくて
悩んでるの。
かといって、〜right? なんて軽すぎるしなぁ。
何もつけずに「AはBです」でいーかなぁ…。
先生、それなら、We know から始める
のはどーですか?
「We know+AはBです」 で、さらっとした
「AはBですよね」のニュアンスになります!
例文 1 腹腔鏡下では術野確保が重要「ですよね。 なので今回」
直訳
腹腔鏡手術では、十分な術野確保が重要です。
In laparoscopic surgery, it is important to secure a sufficient surgical field.
正しい英文ですが、ただの言い切りだと
ちょっと一方的に聞こえるかもです。
じゃ、こんな感じでどうだろ?
We knowをプラス
(知っての通り)腹腔鏡手術では、十分な術野確保が重要です(ね)。
In laparoscopic surgery, we know it is important to secure a sufficient surgical field.
一方的な感じが全然なくなりましたね!
例文 2 Aは重大な合併症「ですよね? だから今回」
直訳
Aは致命傷になりうる重大な合併症です。
A is one of the most serious complications which can be fatal.
We knowをプラス
Aは致命傷になりうる重大な合併症です(よね)。
We know A is one of the most serious complications which can be fatal.
we know を付けると、
会場の人たちに話しかけている感じが出るのかな?
うん、その通りですね!
「会場を巻き込む」のに効果的です。
例文 3 高齢化社会「でしょ?」だからAの需要が伸び「ますよね? なんで、今回」
直訳
高齢化社会ですので、今後、Aの需要は伸びていくと見られます。
Our population is aging, so there will be a bigger need for A.
We know をプラス
(知っての通り)高齢化社会ですので、今後、Aの需要は伸びていくと見られています(ね)。
We know our population is aging, and we also know there will be a bigger need for A.
へえ、 we know を続けて使うのもアリ?
はい、2回くらいなら特に違和感ありません。
まとめ
よく知られている、または広く受け入れられている情報を前振りに使う時、英語では、
という言い方を使うことができます。
「We know + AはBです」には、
① 「As you know」の繰り返しを避ける
② 会場の人たちに語りかけ、一方的な発表になることを防ぐ
③ 文語的なかたい響きを避け、「聞きたくなる発表」に近づく
④ 強い断定ニュアンスを柔らかくする
などの効果があります。
「We know 〜」っていう発想はなかったなぁ。
「〜ですよね」だと思えば、使いやすいですよね!
口頭発表では、論文と違い、話し言葉的なニュアンスを足すことを意識していくとベターです。
「最後まで聞きたくなる」言い回しを、あちこちに仕込んでいきましょう!
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