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さーて、来週の学会では座長だなっと。
演者の名前をチェックしとかなきゃ。
……。
いつもこれで困るんだよね。
外国人の先生の名前が、読めないの!
【ググってみよう】助けてグーグル!
「抄録に読み方がサッパリわからない外国人の先生の名前があると、途方に暮れます」。
「聞ける人もいないし、ご本人に確認できるタイミングもありません」。
座長を務められる先生からこういったお話をお聞きしたので、「それは皆さんお困りだろうな」と思い、少しでもヒントになればと、この記事を書くことにしました。
こういう時、頼りになるのはやはり…。
グーグル先生ですよね。
とりあえず、ネットで検索しましょう!
ここでポイントになるのは一つだけ。
「英語で検索する」ことです。
日本語で検索するのはさすがに厳しいです
困ったなー。検索しても出てこないなー。
サトシ先生。日本語で検索したら、
そりゃ出てきませんよ!
ヤフーでもグーグルでもなんでもいいので、
英語で検索してみてください。
ほほぅ、英語でね。
ということは…
how to pronounce ホニャララ
で良いのかな?
はい、英語圏で流通している名前なら、
how to pronounce XXX で、
大体読み方がわかります。
特に有名人に同じ名前の人がいたらラッキーです。
こんなサイトが助けてくれるかも!
「how to pronounce + 読み方を知りたい名前」で、いろいろなサイトが出てきます。
参考までに、辞書に載っていないワードの発音を調べる時に、私がよく利用しているサイトを3つご紹介します。
1.Emma Saying
https://m.youtube.com/user/EmmaSaying/featured
エマさんが単語やフレーズをひたすら英語で発音してくれている、人気YouTubeチャンネル。
普通の単語だけでなく、町の名前、著名人の名前なども多数発音されており、とても有り難いです。
ただ、人名は、有名人のもの以外はあまりコンテンツがありません。
ということで、「ないな~」という時には、こんなサイトにも行ってみます。
2.FORVO
FORVO は、発音版ウィキペディアのようなサイトです。
多数の国の、多数の一般の人々が、さまざまな言葉を登録してシェアしています。
人名も数多く含まれていますので、一度検索してみる価値ありです。
3.pronouncekiwi
pronouncekiwi は、「FORVO」と同じく、多数の一般の人たちの発音を集めて運営されている発音サイトです。
サイトの作りはやや雑なのですが、名前の収録数、そして発音している人の数が、とにかく多いです。
また、FORVO が「その言語のネイティブスピーカーの発音を集める」というスタンスであるのに対し、こちらは 元が何語であっても英語ネイティブが発音している音源がある のが助かります。
「この名前は英語ではこんな感じで発音すると良さそうだな」という参考になるからです。
私は English (USA) の方たちの音声をよく参考にしています。
この3つ以外にも発音サイトはあります。
いろいろ見てみてください。
それから、「Google翻訳」に名前を放り込んで
読み上げてもらう のもアリですよ!
4.Google翻訳に入力して読み上げてもらう
正確性は保証されませんが、調べている時間がない! という時などは、もうこれでいいかもしれません!
最後は、「心を込めて発音」だ!
たとえばね、僕いま、
Delaereさん の発音を調べてみました。
そしたら、いろんな発音してる人がいるんやけど…。
デラー なのか、デレア なのか、
デラーラ なのか、わかりません…。
これ、どうしたらいい?
はい。残念ながら、
そーいう時って、あります。
そんな時は…。
私の意見としては、
とにかく「コレでいこう」と決めて、
ハッキリ発音して
大丈夫だと思います!
えぇー!
なにその無責任なアドバイス!
先生、私がこう考えるのは、
逆もまた然り だからなんです。
外国の方が日本の名前の読みを調べられるとして、
「どんな名前の読みも確実に調べられる」
…でしょうか?
… それは、難しいだろうなぁ。
ネットを探しても見つからない名字も
たくさんあるだろうし…。
そうですよね。
私の名字は、留学中、
ちゃんと発音されたことは一度もなかったです!
この記事の最後の方に、「イノウエさん」の英語での発音の難しさについて書きました。
よかったらこちらもどうぞ!
【学会レポ】Vol. 9「英語を話しながら日本語をうまく挟む方法」
言語が違うんですから、これは仕方ないことですよね。
なので、どうしてもわからない時は、
読む人が読み方を決めてしまうしかない
と思うんです。
きっとどの国でも、
ホスト役の人はみんな同じ悩みを抱えています。
そしてたとえわからなくても、私でしたら、
「聞こえないようにボソボソ発音する」
よりは、
「わからないけれど、こう読みますね!」
と開き直って、
笑顔でハッキリと発音します。
私が逆の立場だとしたら、
不安げに Dr. ウニャウニャ と言われるより、
少々違っていても
心がこもった紹介の方が嬉しいなぁと思うからです。
なるほどね~。
もちろん、できるだけのことをして
発音を調べるのが前提です。
その上で最後は、
とにかくウェルカム の気持ちで
発音されてみてはどうでしょうか!
まとめ
外国人の先生の名前が読めない時、私がおすすめしている方法は、
① まずは出来るだけ調べる。
② 読み方がわかった時は、その音に近づけられるように発音練習する。
③ どうしてもわからない時は、調べた中から、「こう読もう」と決めてしまう。
④ ボソボソ誤魔化さずに、ウェルカムの気持ちを込めて、ハッキリ発音する。
というやり方です。
私は発音をお教えしていますが、
だと思っています。
(その上で、もちろん、発音も大事ですよ。)
ゲストの外国人ドクターは、いろんな国で、自分の名前がいろんな発音をされることに慣れておられる方も多いのではないでしょうか?
この国際化社会ですから、そこはもうお互い様。
もし確認できるタイミングがあれば、後でこんな感じで声かけをすれば、きっと喜んでくださると思います。
先生、発表をありがとうございました。
私、本日座長を務めた佐藤です。
申し訳ございません、
お名前の読み方がよくわからなくてですね…。
どうお読みすればよかったでしょうか?
↓
Hi sir/ma’am, thank you for your wonderful presentation today.
I’m Dr. Sato, the chair for the session.
My apologies, I was not sure how to pronounce your name properly.
Could you tell me how to read it?
ぜひ、心をこめて、外国人の先生のお名前をご紹介してみてください!
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次の記事は、
です。
学会で進行役をお務めの先生は、こちらもぜひどうぞ!