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こんにちは!
医学英語発音コーチのエイミです。
この記事では、質疑応答のコントロール、次の演者紹介、そしてセッション〆括りまでの、座長の先生のための英語フレーズをご紹介していきます。
質疑応答、そしてセッションの締めは、座長の腕の見せどころ。
英語でも、すっきりまとめていきましょう!
目次
1.もう一つか二つ、質問・コメントをお受けする時間があります。ほかにはありませんか?
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I think we have time for one or two more questions. Does anyone have any questions?
one or two more は、
a couple more でも良いですね。
好きな方を使えばOKです。
うーん。「どっちでもいい」って言われると
なんか悩んじゃう。
じゃ、「発音しやすい方」を使いましょう!
発音が楽なだけでストレスが減りますよ。
この場合だったら、
one or two の方がいいやすいかなと思います。
なるほど。そーいう選び方もアリなんだね!
2.申し訳ありません、時間がありませんので、続きは後ほどお願い致します
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申し訳ありません、そろそろ時間です。しかし、時間をかける価値のある内容だと思いますので、後ほど議論していただければ幸いです。佐藤先生、ありがとうございました。
I’m sorry, but time is limited. I know it’s worth the time so I’d appreciate it if you’d discuss it later (over coffee).
Dr. Sato, thank you very much for your interesting presentation.
ここはピリッとした空気を和らげることが大事だと思いますので、
「I know it’s worth the time」などを入れてみるのは
どうでしょうか?
同じ目的で、
「まぁコーヒーでも飲みながら(over coffee)」
という一言があっても良いと思います!
いつも「Please discuss it later」って
言ってるんだけど、pleaseじゃダメなの?
ダメではないですが、命令形なので
結構強い語調になります。
I’d appreciate it if などが使えたら、
柔らかく知的な感じですよ。
発音がすこーし難しいですが、
I’d appreciate it if you’d discuss it later
アィダプリシエィデディフ ユゥッ ディスカスィッ レイダァ
という感じです!
最後は、Thank you と言ったら、
すぐに自ら拍手をして締めると良いですね!
3.それでは、私から質問させていただきたいと思います
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・OK, I wonder if I’d ask you a question. Well, I was interested in …
・OK, then, may I ask you a question? I think you said …
会場から質問がない時、自ら質問するのも
座長の先生のお役目ですね。
このような前振りを使って質問しましょう!
4.次の発表へ移らせていただきます。NOP大学の、二宮真紀先生です
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OK, let’s move on to our next speaker. From NOP hospital, Dr. Maki Ninomiya.
「名前→所属」よりも、「所属→名前」
の方が、お名前がよく聞き取れます!
5.石井先生、ありがとうございました。そして皆さま、素晴らしいセッションに感謝致します。演者一同へ大きな拍手を贈りましょう。
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Dr. Ishii, thank you for your wonderful presentation, and thanks to all the speakers for a very interesting session.
I think it’s time to wrap up now, so how about a round of applause for our speakers?
※ thanks to all the speakers for A 全発表者にAに関して感謝いたします
※ wrap up (会議などを)まとめる、締めくくる
最後の発表が終わったら、このようにまとめます。
拍手をして終わりましょう!
「How about a round of applause」は少し発音が難しいですが、
how about a round of applause
ハゥァバゥ ダ ラウンダヴ ァプロォズ
という感じになります。
こういうことがサラッと言える座長になりたいな。
まとめ
今回は、座長を務められる先生向けに、「質疑応答コントロール」「次の演者紹介」「セッション〆括り」の英語例文をご紹介しました。
私は先日の学会で8人の座長の先生の英語を聞かせていただいたのですが、素晴らしい司会の先生もおられた反面、失礼を承知で正直に申し上げると、「ちょっと厳しいな…」というレベルの先生もおられました。
お名前もきちんと紹介してもらえず、戸惑っている外国人の演者の方がいらっしゃったのは、少し可哀想でした。外国人ドクターにとってはそれがそのまま「日本の印象」にもなってしまうかもしれないと考えると、これは問題です。
しかし、書籍もインターネット記事も、発表者向けの英語フレーズの紹介はいくつもあるのに、なぜか 司会者のためのフレーズ はほとんど紹介がありません。
これでは、座長役の先生方がお困りなのも無理はないというものです。
今回は、お忙しい先生方が、必要な時に、必要な英語のフレーズをサッと手に入れられるツールがあれば…と思い、この 学会レポ座長編 を書きました。
このサイトでご紹介しているフレーズはすべて、ネイティブスピーカーによる英語の書籍や記事から集めたもの、または私がネイティブから直接教わったものです。さらに複数のネイティブに「自然に聞こえるかどうか」の確認をした上で掲載していますので、安心して使っていただければと思います。
少しでも、先生方のお役に立てれば幸いです。
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