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こんにちは!
医学英語発音コーチのエイミです。
今日は 英語を英語らしく話せるようになるための学習法 について、私が思うところをお話ししていきます。
皆さんは「これが出来るようになりたいな」とこれまで何かにチャレンジされたこと、英語以外にもきっとたくさんあると思うのですが、その時、具体的になにをしましたか?
それが今回の「英語を話せるようになるには何をすればいいか?」の答えに繋がっていくかと思います!
ラジオは通常速度で12分35秒だニャ。
大事なところだけ聞きたいあなたは 1:45 からどうぞニャ!
アップルポッドキャスト、グーグルポッドキャストからも「エイミ」で検索!
今は英語圏に行かなくてもいくらでも英語を身に付けられる時代
私はいま、お医者さんに医学英語の発音や聞き取りの方法をお教えする仕事をしています。
しかしいわゆる英語圏への留学経験はゼロです。
私はフィリピンに留学して、フィリピンの人たちから英語を教わりましたが、英語の国アメリカ・カナダ・イギリス・オーストラリア、どの国にも留学経験どころか旅行にも行ったことがありません。
そのことをアメリカ在住のお医者様にこの間何気なく話したところ、
「それでよくそんなに話せるようになりましたね」
と驚かれました。
しかし今は “英語を身に付けるには留学しなければいけない” という時代ではないです。
日本を離れて生活することによって得られる特別な経験はもちろん限りなくありますが、英語習得のために日本を出なければいけないか? というと、一歩も出なくても問題ない時代だと私は感じています。
やる気さえあれば、日本にいても、どこにいても、周りにネイティブなどの英語話者が一人もいなくても、十分に英会話学習が可能で、どんな人でも英語を話せるようになる環境がいまの私たちにはあります。
何を学ぶにもまず模倣から
今回のラジオで皆さんと一緒にやっていくのは、英語力ゼロだった私がお医者さんに英語をお教えする英会話講師になるまでの3年間、一人で家で延々とやっていたシンプルな英会話学習法です。
それは 海外ドラマを使ったコピーイング です。
ネイティブが話している台詞をそのまま真似をしてみる、という練習方法です。
私は英語圏への留学経験はゼロですが、フレンズやERなど、自分が好きなアメリカのドラマの台詞を延々とコピーイングしてきました。
ドラマの登場人物になり切って、日本人である自分はその時はちょっと横に置いておいて、英語バージョンの私(”日本語バージョンの私” から人格をずらすイメージ) でやり切ります。
何かを身に付けたければ最初は模倣です。
そして、模倣するにしても中途半端ではダメで、徹底的にやることが大切 だと私は思っています。
コピーイングの練習に、今回は ER のベントン先生とカーターの会話を選んでみました。
ぜひ一緒にやってみましょう!
ERのコピーイング解説
まず今回の課題の聞き取りに挑戦してみるニャ。
答えを見る前に一度考えてみるんだニャ!
◆ 【聞き取りチャレンジ】今回のコピーイングの課題
Dr. ベントン:________のやり方は知ってるか?
医学生カーター:えーと、わかりません。
Dr. ベントン:______________だろ?
どうでしょうか。
ドラマなのでとても難しいのですが、一単語でも多く聞き取れるようにできるだけ頑張って聞いてみましょう!
考えていただいたら、答えをどうぞ!
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◆ 【答え】今回のコピーイングの課題
Dr. ベントン:点滴のやり方は知ってるか?
Do you know how to start an IV?
医学生カーター:えーと、わかりません。
Uh, actually, no.
Dr. ベントン:でも(メディカルスクールの)3年生だろ?
I thought you were third year.
◆ start an IV 点滴を刺す、刺して始める
それではコピーイングしてみましょう。
限界までオリジナルに忠実に頑張りましょう!
Do you know how to start an IV?
ドゥユノ ハウt sタータナイヴィ?
◆ start an IV を スタータナイヴィ? と連続させて発音しましょう
Uh, actually, no.
ア アkチュアリィ ノウ.
◆ 最初の Uh, も飛ばさず真似をしましょう。「点滴出来ないって言いにくいな~」と思っているカーターの気持ちになり切って。
I thought you were third year.
アソーチュワ サーd ィヤ?
◆ 最初の I は ア だけで発音しましょう。
◆「3年なのに何で点滴ができないんだ?」という Dr. ベントンの気持ちになり切りましょう!
ポッドキャストで私と一緒に練習するにはこちらから!
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今回のまとめ
今回は英語を英語らしく話し、聞けるようになるためにとても大切な練習方法、コピーイングを皆さんと一緒に実践していきました。
コピーイングはシンプルな英会話練習法ですが決して簡単ではなく、最初からお一人で行うのは難しいところもあるかもしれません。
いきなり上手くいかなくてもそれは当然なので、気にせずたくさん練習しましょう。
その間、細部には意識を向け続けるようにみてください。
10回20回うまくできなくても気にしない。
それが普通です。
100回やれば絶対に上達しますので一緒に頑張りましょう。