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今回は transcatheter、経カテーテル の発音練習 をしていきます。
trans(トランス)と catheter(カテーテル)、どちらも難しいですが、発音方法を丁寧に解説しますので一緒に頑張りましょう!
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目次
発音しづらいなら、たった一単語でも分解して練習した方が良い
こんにちは!
医学英語発音コーチのエイミです。
今回は循環器の先生から「発音がむずかしいです」とご相談を頂いた “transcatheter”(経カテーテル) の発音方法を解説します。
この単語はほんとに発音がむずかしい。
トランスも難しいし、カテーテルも難しいです。
発音しづらい時は、たった一単語でも分解して練習した方が良いです。
というわけで “trans” と “catheter” をそれぞれを練習し、最後にくっつけたいと思います。
“trans”(トランス)は子音連続に気を付けましょう
ではまず trans(トランス)です!
トランスは、“tr” という音から始まります。
“tr-“ のように子音が二つ、三つと続くことを consonant cluster、子音連続 と呼びます。
t から即、r に舌を移動させる練習をしましょう!
トラ(tora)、ではなく、tラ(tra)。
こちら、ER のデブ(デボラの愛称です)が”treating” と言っている瞬間の口元です。
↓
“tr” は、このデブのように、最初の “T” から口を前に突き出して発音します。
前歯から唇が離れ、前に突き出されたこの唇を「アヒル口」と言います。
アヒル口で、舌先を上前歯の後ろに押し付け、弾く(T)→ アヒル口そのままで、舌の中腹部を喉側に引き、上の奥歯の歯茎に舌の縁を押し付けて、唸るように低い声を出す(R)。
これで “tr” と発音出来ます。
アヒル口で「tランス」と発音しましょう!
アン・ハサウェイさんと同じ唇で!
“trans”
tランス
「ト(to)」と言わないように、余計な「オ」をくっつけないように気を付けてください!
“catheter”(カテーテル)は気合入れて練習しましょう(難しいです)!
次は「カテーテル(catheter)」の発音です。
最初の ca にストレス(アクセント)を置き、
キャテダー、のように発音します。
キャ、テ、ダー、に分解して一度練習します。
最初の ca [kæ] は、以下のERグリーン先生と同じ口の形で発音します。
口を横にもタテにも大きめに開き、「ケァ」です。
次は テ the [θə] です。
舌を前歯より先まで出す TH(ティーエイチ)音を使いますが、ストレスの乗らない音節であるため、あまり舌をしっかり出している暇がありません。
そのため、前歯の先端に、ちょんと当てるだけにします。
舌先を前歯先端にちょんと当てる → 舌先を下前歯の付け根へ移動させる。
最後に catheter の ter(ダー)です。
さきの the(テ)の着地点から、舌先を、Tの位置にポンと上げます。
Tの発音ポジションは上前歯の付け根です。そこから、ter でR音へ移動しますので、舌の中腹部を後ろに引いて “r”。
では、ゆっくり、
ca-the-ter。キャ – テ – ダァ。
the テ、
トランスと合わせて練習します。
唇を前に出してtr- から始めます。
「経カテーテル大動脈弁留置術」という練習ができるところまでやって
Transcatheter aortic valve implantation
/ɪ̀mplæntéɪʃən/
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今回のまとめ
今回は発音の難しい英単語、”transcatheter”「経カテーテル」の発音を解説しました。
日本語にはない母音と子音が一単語の中にたくさん入っているので、本当に発音しにくい単語だと思います。
一度で舌が回らないのは当然ですので、ぜひ根気強く、50回100回と繰り返して練習してみてください。
私自身、トータルで数百回は練習してからレッスンで先生へご指導しています。
発音練習は舌の筋トレです。
ゲームを攻略するような気持ちで頑張りましょう!