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こんにちは!
医学英語発音コーチのエイミです。
この記事は、新型コロナウイルスに関する英語表現の数々を音声付きでまとめていくシリーズの二つ目です。
コロナ関連英語表現まとめ1 はこちら。
書き始めてから、これめっちゃ大変じゃん… と気づいてしまったのですが、今日も全力で正しくまとめます!
今回は 基礎疾患、ワクチン、在宅勤務 の3つです。
それではいってみましょう!
1.基礎疾患(慢性疾患)を持つ、抵抗力の低い
「高齢の方、心臓、肺、腎臓などに深刻な慢性疾患をお持ちの方、また糖尿病の方は、COVID-19による重症化のリスクが高いと考えられます。」
” Older adults and people who have severe クラァニッ メディコウ コンディションズ, like heart, lung or kidney disease or diabetes maybe at higher risk for severe illness from COVID-19. “
基礎疾患は、英語では underlying health conditions と言います。
ただしこの underlying health conditions という表現、書き言葉では見かけるものの、口頭であまり使われていません。
口頭表現では、慢性疾患(chronic conditions や chronic health problems など)の方が多く使われています。
『基礎疾患』より『慢性疾患』の方が、
普段から使われている言葉で
一般の人にも
わかりやすいからかもしれないね。
そして、「こういう人はCOVID-19に特に気を付けましょう」という話で、慢性疾患のある人(people who have chronic medical conditions)と並んでよく使われる英語表現があります。
それは vulnerable people(抵抗力の低い人、影響を受けやすい人)です。
医療的な意味での vulnerable people とは、
・高齢の方
・妊婦さん
・慢性疾患を持つ方
・糖尿病の方
・腎臓病の方
・化学療法やHIVなどで免疫システムが低下している方
・BMI値 40 以上の肥満の方
など、外的な侵攻に抵抗しにくい何かしらの事情がある人 のことです。
(参考:nidirect)
「COVID-19 の大流行中、影響を受けやすい人々を守る」
「心疾患を持つ人に、特にCOVID-19に弱い人がいるのはなぜか」
この表現は「基礎疾患(慢性疾患)のある人」にばっちり当てはまるわけではありませんが、日本語にしにくく、かつ英語圏では文章でも話し言葉でもよく使われているものなので、合わせてご紹介しました。
発音が少し難しいです。
コロナ関連の動画に聞き取りやすい vulnerable が見つけられませんでしたので、発音はこちらで聞いてみてください!
2.ワクチン
「上手く進めば、18カ月から24カ月でワクチンが出来る可能性があります。」
“Optimistically, a ヴァクスィーン could be created in 18 to 24 months. “
ワクチンの発音は、ヴァクスィーン です。
発音を習われたことのある方は、vと si(シではないです)の音に気を付けてみてください!
具体的に話す時には加算名詞になるので、
● ア ヴァクスィーン a vaccine
● ヴァクスィーンズ vaccines
となるのもポイントです。
もっと詳しい記事はこっちね。
よかったら参考にしてみてね!
3.在宅勤務
「この映像を観てくださっている皆さんと同じく、コロナウイルスによる影響で、私も今在宅勤務をしています。」
” Just like many of you watching this, due to the coronavirus chaos, I’m now ワーキン フrム ホウム. “
医療用語ではありませんが、日本で使われているカタカナ『テレワーク』がちょっと気になるので、ここで一緒に “在宅勤務” にふれておきたいと思います。
telework は在宅勤務の意味の英単語として確かに存在するのですが、残念ながら、実際にはネイティブの間であまり使われていません。
普通に使われているのは
● work from home
● work at home
● remote work
● work remotely
などです。
日本語だと “家「で」仕事する” だから
work at home
と言いたくなるけど、実際は
work from home
の方が使用率が高いよ。
なぜなら…
◆ work from home
→ 家「から」(外にある別の場所のための)仕事する
… 会社や施設など、ふだん自宅ではない場所で働かれている方はこちらです。
◆ work at home
→ 家が自分の職場
… 家が自宅兼事務所のフリーランスの方、その他何かしらの理由で家が職場である方などは、こちらです。
「在宅勤務でも、気持ち明るく、生産的であるための5つのヒント」
「アマゾンはシアトル本社の社員に3月中の在宅勤務を要請した。」
「アマゾンはさらにNYとNJの社員にも在宅勤務を勧めている。」
今回のまとめ
この記事では、新型コロナウイルスに関連して使われる表現を3つ、ニュアンスの違いや発音をまじえてご紹介しました。
◆ 基礎疾患 / 慢性疾患 / 影響を受けやすい人
underlying health conditions
chronic medical condition
vulnerable people
◆ ワクチン
vaccine ヴァクスィーン
◆ 在宅勤務
work from home
work remotely など
日本語から英語に訳そうとすると vulnerable はなかなか出てこないと思うのですが、医療や政治を語る時に英語ではとても良く使われる言葉なので、ぜひニュアンスを知っておいていただければと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!!
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