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こんにちは!
学会英語発音コーチのエイミです。
今日は、医療ドラマ ER の音声を使って
ビリルビン と アルブミン の正しい英語の発音 を
シェアしていきたいと思います!
アルブミンは、「え、こんな読み方をするの?」と、びっくりされるかもしれません!
それでは行ってみましょう!
シーンの概要:頻尿を訴える妊婦さんへ投薬する
妊婦「30秒ごとにおしっこに行きたくなるんです。」
カウンティ州立病院の ER に、頻尿と膀胱痛を訴える妊娠38週の妊婦さんが来院しました。
担当するグリーン先生は、妊婦さんの検査結果を持って、医学生のカーターとチェンを連れて診察室に戻ります。
(医学生に検査結果を診断させています)
Dr. グリーン:検尿では白血球が異常に多い。ほかにバクテリア、タンパク質2プラス。血算は正常。熱はなし。
UA shows white cells too numerous to count. Bacteria, 2 plus protein. CBC’s normal. No fever.
チェン:膀胱炎です。
Simple cystitis.
この診断に同意したDr. グリーンは、妊婦さんに抗生物質を処方し、診察室を出ながら学生2人に「なぜあの薬を選択したか」を説明します。
ここで、ビリルビン と アルブミン の登場です。
ビリルビン と アルブミン の発音
「サルファ剤はビリルビンと拮抗してアルブミンと結合してしまい、新生児黄疸を招く危険性があるんだ。」
” The sulfas compete with bilirubin for the binding sites on albumin increasing the risk of neonatal jaundice. “
音声をよーーく聞いてみてください!
最初の ビリルビン の方は、わりとカタカナの発音に近いです。
アクセントは真ん中の ru に置き、
【bilirubin】
ビリ ルー ビン
です。
bilirubin は、 リはL、ルはRなので、そこだけちょっと気を付けましょう!
リのLでは舌先を前歯の後ろにしっかり押し付け、ルのRでは、舌先はどこにも付けません。
Lの発音
舌先をまっすぐ前に向けて、舌に力を入れて前歯の後ろに付けます。
その舌を真下に離し、「リ(li)」と言います!
Rの発音
写真のように上唇をめくり上げ(アヒル口)、舌の両横を上の歯茎へ押し付けます。そのまま舌の両横を歯茎から離さず、「ルー(ru)」です!
続いて、二つ目の アルブミン です。
これはカタカナ発音と全然違います!
英語の発音は、
【albumin】
ア(ウ)ビューメン
です!
アルブミンは、
ア(ウ)ビューメン
やったんか!!
ル はどこに行ったんや!?
★ アルブミンのルがほとんど聞こえない理由 ★
albumin のように L の後に子音(b、t、kなど)が続く時、
Lは、音程の低い、くぐもった「ウ」のような発音になります。
低くて早い音なので、
ほとんど聞こえないこともあります!
例:
アルカリ alkali → エウカライ
肘 elbow → エウボウ
サルファ剤 sulfas → ソウファス
グリーン先生は、このシーンでアルブミンをとてもはっきり発音しています。
(ネイティブの発音に慣れていないとそう聞こえないかもしれませんが、とてもハッキリとした発音です。)
ぜひよく聞いて、ア(ウ)ビューメン を真似してみてください!
今回のまとめ
今回は、ビリルビンとアルブミンの英語の発音を ER からご紹介しました。
◆ bilirubin → ビリ ルー ビン
◆ albumin → ア(ウ)ビューメン
ラリルレロ の音は、LなのかRなのかを間違えないように気を付けましょう!
あとはドンドン自分の口で発音して、口周りの筋肉に動きを覚えさせてあげてください!
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