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2020年から運営を始めたポッドキャスト、「
今年、Spotifyから
「再生数・フォロワー数が大きく伸びた番組」
「熱心なリスナーによって長時間再生されている番組」
「SNSなどでシェアされた回数が多い番組」
の3つのメダルをいただくことが出来ました。
この賞は、一度でも番組を聴いてくださったことのある皆様、
ありがとうございます。
Spotifyからの年間レポートは英文で届きました。
そこで、この記事では、年間レポートを読んで皆さんと一緒に英語学習をしつつ、
ぜひポッドキャストも聞いていってください。
ラジオは通常速度で27分00秒だよ。
早く聞きたいあなたは倍速などでどうぞ!
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目次
“This was quite the year for you.” とはどういう意味?

こんにちは!
医学英語発音コーチのエイミです。
先日、私が運営しているポッドキャスト「
今回はこの「Spotify年間レポート」を題材として、
それでは、「Spotify年間レポートで英語学習」行ってみましょう!
最初の1ページ目は、こちら。
(画像下部に英文があります)

“Your 2025 Wrapped for Creators is here.”
これはどういう意味でしょうか?
Spotifyは、「まとめ」「総括」のような意味で、
wrap は「ラップで包む」などの「ラップ」ですね。
wrap は、「
そこから、“2025 Wrapped” は、「2025年の成果をまとめたもの」「今年の総括」
“Your 2025 Wrapped for Creators is here.”
「あなた宛の “クリエイター向けSpotifyまとめ2025” が出来ました。」
そして、次に出てきたメッセージは、こちら。


“This was quite the year for you.”
この英語表現は大切です。
この英文の意味がわかったら、かなり英語をやっていると言えるかもしれないです。
「quite “the” + 名詞」で「まさに~だ」「間違いなく~だ」「~と言うしかない」
“quite” は、「very」や「really」
そこから、「quite a + 名詞」で、「かなりの〜だ」「すごい〜だ」
これが「quite “the” + 名詞」になると、強調度合いが上がり、「まさに~だ」「本当にとても~だ」「~と言うしかない」のようなニュアンスとなります。
“quite the year” は、「今年は本当にすごい年だった」「印象的な、成果の大きい一年と言って間違いない」のような含みがあります。
“This was quite the year for you.”
「あなたにとって、今年は本当に飛躍の年でした。
“Hard work pays off.” はどういう意味?

そして、続いてのメッセージは、

“A little proof that hard work pays off.”
“~ pays off.” で「~は報われる」「良い結果に結びつく」
ここでの「pay off」は「お金を支払う」ではなく、「
たとえば、誰かが試験に合格した時、研究の成果が認められた時、患者さんの人生に良い影響を与えられた時、
「報われたね。これはあなたが頑張ったからですよ。」
“Your hard work paid off.”
と言えば、その人の努力を称えることができます。
“A little proof that hard work pays off.”
「努力は報われる、という証拠を、ここで少しお見せします。」
そしてこの後、私のポッドキャストに関して、数多くのデータが数字で示されていきます。
一つ目は「合計リスナー数とその前年比」です。


“Total audience: 5.9K. This is a 76% increase from last year.”
K は「thousand(千)」の略です。
5.9K = 5,900 ととなります。
「合計オーディエンス数:5900人 前年比76%増」。

二つ目は、
“Total new audience: 5.4K. This is a 999% increase from last year.”
「合計新規オーディエンス数5440人 前年比999%増」。
計算すると、前年の新規オーディエンス数は、
それも十分と感じますが、2025年には約5400人もの方が新しく、


3つ目、
“Total followers: a 44% increase from last year.”
「合計フォロワー数:前年比44%増」。
「11万5000分」は英語でどういう?

そして、ここから、「どれだけの時間、
再生時間を「分」で表すと「11万5000分」、今年聞いていただいたようです。
英語に「万」の単位はありません。「11万5000分」は英語で?
“This podcast has been played for a total of 115,000 minutes.”
(115,000 の読み方は、”one hundred fifteen thousand” です。)
「再生時間は、11万5000分」。
“That’s 1,920 hours of listening time. “
「それは時間にすると、1920時間」。
“In days, that’s the equivalent of 80 days. “
「日にすると、80日分」。
“In weeks, that comes to 11 weeks. “
「週にすると、11週」。
“In months, that’s about two months.”
「月にすると2ヶ月」。
これだけの時間、皆さんが今年、





もっとも再生されたエピソードは「英検」でした


まだまだ続きます。
英語学習されている皆さんのために英文と和訳を紹介していきます。
“This year, one episode rose above the rest.”
“rise above” :「 〜の上に現れる」「突出して上がってくる」
rise は「上がる、昇る」などの意味を持つ動詞ですね。
“This year, one episode rose above the rest.”
は、「あるエピソードが、他の全てを抜いて上に上がってきました」「特に注目を集めたエピソードがありました」


“Your 2025 top episode 【第99回】英検準1級のリスニング問題演習1 was played 8.2K times. It was played 999% more than your average episode.”
「あなたの2025年に最も再生されたエピソードは、【第99回】英検準1級のリスニング問題演習1です。ほかのエピソードの平均値より999%
この統計を Spotify が取った時点で「8200回再生」だったようですが、私の手元の数字ではすでに10566回となっていて、これまでに1万回以上、
英検はやはり強いですね。
高校生や大学生の皆さんも英検受けられる方が多いですし、
新規リスナーさんの半分は英検のエピソードがきっかけ


“48% of your new audience discovered you through your top episode.”
discovered X through ~「~がきっかけでXを知った」
今年、私のラジオに出会ってくださった約半分の方が、
“48% of your new audience discovered you through your top episode.”
「新規リスナーの48%は、このトップエピソードがきっかけで、
次の一言は、少し難しいかもしれないです。
読んで考えてみてください。

quote は、「引用する」という和訳が辞書的にはよくみられますが、ここでは
“We’re still quoting it.”
は、「私たちみんな、
Spotify公式の和訳は、「巷で噂になるのも納得です。」

私のリスナーさんは「ミセス」のファンが多いらしいです


Spotify は、私のリスナーさんの音楽の好みまでレポートしてくれます。
“It goes without saying, your fans have great taste.”
It goes without saying,「もちろん」「言うまでもなく」
“It goes without saying, your fans have great taste.”
「もちろん、あなたのリスナーはセンスが抜群。」
「もちろん」や「言うまでもなく」の意味を持つ英語フレーズとして、良く知られているものに “Needless to say,” がありますが、It goes without saying, もほとんど同じ意味、同じフォーマルさで使われます。
どちらも丁寧な英語表現です。

Spotify のデータによると、私のポッドキャストのリスナーさん全体では、「1位:ミセス」「2位・バックナンバー」「3位:ラッド」「4位:藤井風」「5位:米津玄師」さんが好まれている、という結果のようです。
確かに “have great taste(センスが良い)” ですね!
Spotifyからの3つの賞


“Okay, you might want to frame this.”
「You might want to~」は、ネイティブが良く使う頻出表現です
「~するといいかもしれませんね」「~した方がいいですよ」という意味合いで、何らかの行動を控えめに推奨します。
“Okay, you might want to frame this.”
「これは額縁に入れて飾った方が良いかもしれませんよ。(そのくらいの大きな成果ですから。)」

“A 2025 Rising Star”
This year, your show’s growth outpaced 77% of other shows.”
outpace「~を追い越す、~を超える」。英検準1級・1級で出る動詞です
「2025年ライジングスター賞」
「今年、あなたの番組は、他の77%の番組よりも速いペースで成長しました。(「成長の速さ」という点で、上位23%に入りました。)」
今年、「リスナーさんの数や再生数などが大きく伸びた」「伸び盛りの番組である」

“A 2025 Marathon Show”
Fans listened to you for longer than 94% of other shows.”
「2025年マラソン番組賞」
「あなたの番組は、他の94%の番組よりも長く再生されました。(「再生時間の長さ」という点で、上位6%に入りました。)」
複数エピソードの「まとめ聞き」や、

“A 2025 Most Shared Show”
You received more shares than 76% of other shows.”
「2025年最多シェア番組賞」
「あなたの番組は、ほかの76%の番組よりも数多くシェアされました。(「シェア数」という点で、上位24%に入りました。)」
SNSなどでシェアしてくださったリスナーさんがいてくださった
嬉しいです。
本当にありがとうございます。
「あの人はこの件の仲間だ」 be in on~


“Your year, your fans, your story. Let them in on the win.”
「人 is in on ~.」は、「~のことに対して誰々は仲間である」という句動詞です
Let them in on the win. で、 「その勝利をファンにも共有しよう」という意味合いとなります。
“Your year, your fans, your story. Let them in on the win.”
「今年のあなたの一年のこと、ファンのこと、成果のこと。嬉しいニュースをリスナーにも届けましょう。」
ラジオは通常速度で27分0秒だよ。
早く聞きたいあなたは倍速などでどうぞ!
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今回のまとめ
今回は、ポッドキャスト「
何か勉強になる英語表現はありましたか?
私はお一人お一人が個別に必要とされている英語でレッスンを組み立て、「英語が話せる・聴ける」英語学習者さんを増やすことをライフワークとしています。
「ER」「Friends」「ジブリ作品」「英語の医学論文」「英検」「OET(Occupational English Test Medicine)」などで英語力を伸ばしたい方は、よければ記事下のメルマガ「メディカルエイゴ講座」にも登録してみてください。
それではまた一緒に英語学習しましょう!







