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こんにちは!
医学英語発音コーチのエイミです。
ドラマ「ER 緊急救命室」から、医学英語の表現と発音を少しずつ解説しています。
今回は、ERファーストシーズン第1話の7:25から7:39までです。
音声は、私の声で「自然な速さ→ゆっくり」で発音しています。
参考に聞いてみてください!
ERのDVDとか持ってる人は、
できれば実際にドラマのこのシーンを観ながら
記事を読むのがおすすめだよ。
ドラマ観ながらだと、勉強になる度200%保証 だぜ!
【橈・正中・尺・脈】などのネイティブ発音をチェック!
建設中のビルで崩落事故が起こり、カウンティー病院の ER に被害者たちが運ばれてきます。
右手首から先が取れかけ、かろうじて手が付いている状態の男性患者を、ERのベントン先生が術前処置しました。
オペを担当する外科医へ申し送りをするのですが、
ベントン先生は自信家で早口。
実際のセリフよりゆっくり発音しましたが、
まだ早いので、よーく聴いてみてください!
ちょっと長いセリフですが、一気にいきましょう!
ベントン先生:橈側、正中、尺側、感覚なし。脈拍なし。(手の)血色と体温は見ての通りです。生食500ccを投与。ヘマトクリットは32.5%、血液型とクロスマッチ試験は(検査機関へ)送りました。レントゲンは待機中。オペ室はあと10分で空くらしいです。
No sensation radial, median or ulnar. No pulses. Color and temperature as you see. He’s gotten 500 cc’s saline. Crit’s 32.5, type and cross-match sent. X-ray’s waiting. And the O.R. says they’ll have a room in 10 minutes.
ノウセンセィシュン レィディオゥ、ミーディァン ノォ オウナァ。ノウポウセス。カラァエンテンパァチャア ァズユウスィ。ヒズガァゥン 500 スィースィーズセイリーン。クリッツ32.5、タイプェンクロォスマァッチセン。エクスレイズ ウェイディン。エン ジ オウアー セッズ ゼウ ハヴァルームィン テン ミニッツ。
単語&発音チェック
● sensation 身体の感覚。発音は センセィシュン。
● radial 橈骨の。橈骨神経支配領域の。発音は レイディオゥ。
「壊れ、かけの、レイディオ♪」の、
ラジオ(radio・レイディオウ)と
同じ発音 だニャ。
● median 正中の。正中神経支配領域の。ミーディァン。
● ulnar 尺骨の。尺骨神経支配領域の。オウナァ。
● pulse 脈。発音は ポウス が近いです。
ulnar、pulseのような「ul」のつづりは、
「オウ」のように発音することが多いです。
● saline 生食。サリンではなく セイリーン。
● crit hematocrit の省略形。ここの「’s」は「is」の省略です。
ほかの「’s」は、He’s gotten は「has」、500 cc’s は「~の」、X ray’s は「is」です。
● type and cross-match 血液型検査と交差適合試験。
● in 10 minutes 10分以内に。10分後に。
「今から10分後に」は
after 10 minutes ではないので気をつけましょう!
after は「今から」ではなく、
「過去に〇〇した後」の文脈で使います。
たとえば
家に帰った後、朝食の後、結婚した後などが
after です。
今回のまとめ
【主な単語&発音】
● sensation 身体の感覚、皮膚感覚。センセィシュン。
● radial 橈骨の、橈骨神経支配領域の。レイディオゥ。
● median 正中の、正中神経支配領域の。ミーディァン。
● ulnar 尺骨の、尺骨神経支配領域の。オウナァ。
● pulse 脈。ポウス。
● saline 生食。セイリーン。
● crit ヘマトクリットの省略形。
● type and cross-match 血液型検査と交差適合試験。
手の術前処置2へ続きます!
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