こんにちは!
医学英語発音コーチのエイミです。
この記事は、20代後半から英語を始めて6年間で5000時間学習した私の個人的な学習歴と、その中でずっと感じ続けている「英語学習にはバディ(仲間)が要る」という話の後半です。
英語学習を続けるためは、何か仕掛けが必要です。
私にとってその仕掛けは、「いつも仲間にそばにいてもらうこと」でした。
英語を話せるようになるにはかなり時間がかかると気がついた私は、「そんな大変なことを一人きりではできないから、ここのコミュニティに入ってしまおう」とフィリピンで大学に入り、クラスメイトたち全員に学習仲間になってもらいました。
一人でできなくても、誰かが横で励ましてくれれば、私たちは結構なんでもできるのです。
目次
【英語学習にフィリピン人仲間を大量にゲットする】ことに成功
大学生活は、とにかく怒涛の日々でした。
大学でのことを短くまとめることはちょっとできませんが、私はこれまでの人生すべてで経験した何倍ものことを、この1年で学びました。
英語力的には、最初は先生の英語が全然聞き取れず、課題が出たことも気付かないようなレベルでしたが、フィリピン人のクラスメイトたちがいつもあれこれ助けてくれました。
最初はしょっちゅう言葉に詰まり、カタコト英語しか話せなかった私を、
「僕たちと英語話してたら絶対上手くなるでー」
「私たちもタガログ語使わないようにするし」
「エイミも日本語使ったらダメ。No Japanese ね」
とよく励ましてくれました。
たまに彼らだけでタガログ語で盛り上がって、それでもふと気づいて、
「Guys, English! Amie’s here.」
と声をかけてくれた時は、感動しました。
ここで私は、「勉強に付き合ってくれる外国人の仲間たち」をゲットします。
そしてここから1年の間に、2000時間、英語を勉強しました。
2000時間か〜、ここで一気に進んだんニャね。
具体的には何してたニャ?
平日は月から金まで毎日授業に出て、
どの科目でも毎回出る大量のレポート課題と、
班でやるグループ課題をしていました。
一日中英語を話して、読んで、書いて、
週末は授業の予習復習とテスト勉強で
あっという間に終わってました。
うわー……。
私の場合は最初がひどすぎたので、これでよかったと思います。
ようやく英語の基礎ができたなぁという感じでした。
帰国後は【日本人の仲間たち】と一緒に
そして晴れて卒業し、英語学校でしばらくスタッフをした後に帰国したのですが、ここでほとんどの留学生がぶつかる次なる関門があります。
と、いうと?
「帰国したら英語を使わなくなり、すっかり忘れる」
という関門です。
オーマイガー!
通常、短期間で身に付けた第二言語は、使わなくなるとものすごい勢いで忘れます。
しかし私はそのピンチも迎えずに済みました。
なぜなら、英語を教えることが仕事になっちゃったからです。
そんなんアンタだけやん!
「英語を教えてくれない?」と声をかけてくれた人たちが「一緒に英語をやる仲間」になってくれたおかげで、私は帰国後も英語から離れない環境をゲットしました。
これがなければ、英語の発音を研究することも、TOEIC250点を915点に上げることもなく、ブルガリア人の先生から英語で声楽を習ったり、インド人の先生から英語でヨガを習ったり、日本に住み始めたばかりのポーランド人美女に神戸を案内したりするような楽しい出来事もなかったでしょう。
私のこれまでの総学習時間は、今日で、5576時間になりました。
まだまだ道半ばではありますが、まずここまでこれたのは、私を英語漬けの環境に置いてくれたフィリピンの友人達と、日本人のクライアントさんたちのおかげです。
一人で勉強していたら、どこかで絶対にやめていました。
仲間がいたから、いるから、私はずっと楽しく英語を続けられています。
「誰かと一緒に目標をめざす」人は自分に勝てる
私は、私たちの本当の敵って、いつも自分自身だけだと思うのです。
人生はシンプルで、留学しようが日本にいようが、続ける人は成長し、やめる人は成長しない。それだけです。
そして、続けられる人とやめてしまう人の差は実はすごく紙一重で、続けられる人は特別に意志が強いとかではなく、「自分に対して何か仕掛けを作る」ことの重要さを分かっている人なのです。
だから、本当に英語が必要なタイミングには、「自分自身に勝てる仕掛け」を作りましょう。
同僚、家族、友達、オンライン英会話の先生、英語学校の先生、誰でも良いから「英語仲間」を見つけるんです。
そして仲間と一緒に、少しずつでも前に進み、次の景色を見に行きましょう。
私もまだまだ日々英語学習を続けています。
発音も、毎日改善し続けています。
仲間がいてくれる限り、このまま歩き続けて、気づいたら学習時間が10000時間になっているのだろうなぁと思っています。
【動画】この記事で書いたことを英語で話してみました
1分少しの短い動画を撮ってみました。
6年前の私は、Thank you と I’m sorry 以外何も言えなくて、そして、バリバリのカタカナ発音でした。
今は英語でこれくらいのことは言えるようになりました。
良かったら見ていってください。
今回のまとめ
● やるべき仕事や家族との時間、あなた自身がやりたいことなど、たくさんの「to do」がある中で英語も頑張るには、一人でやろうとするのではなく、「仲間と一緒に頑張ること」が大切。
●「自分の今の環境なら、誰と一緒にできるかな?」を考えてみる。
● 周りを見渡して、もし誰もいなければ、自分から探しに出る。
● 一度学習仲間が見つかった後、もしその人(たち)を失っても、諦めない。「じゃあ次は誰と一緒にやろう?」と考える。
● そうしていつも「誰かと一緒に英語をやる」癖をつければ、気がつけば1000時間でも学習でき、気がつけば少しずつ英語が話せるようになっている。
人は自分自身だけのためには頑張れません。
「一緒に頑張る人がいるから」「励ましてくれる人がいるから」力が出せ、継続できます。
英語にもそのパワーを使っていきましょう。
もし「そんなこと言われても、
仲間なんて簡単に見つからんよ」
と思ったら、とりあえずは
エイミさんとゆるくつながってみるのもひとつニャ。
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ここまで読んでいただき、ありがとうございました^^
この記事が何かのヒントになれば、とても嬉しいです。
次の記事は、ガラッと変わりまして、白金製剤「シスプラチン」「カルボプラチン」「ネダプラチン」「オキサリプラチン」の発音について書こうと思っています。
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