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こんにちは!
学会英語発音コーチのエイミです。
プレゼンスキルと言われるものはたくさんありますが、その中でも大事なこととして、
プレゼンではなく、会話をしよう!
Create a Conversation, Not a Presentation.
ということが良く言われます。
この「会場の人たちと会話をするように発表する」上で欠かせないのが、
〜でしょうか?
という、疑問形での投げかけです。
この記事では、プレゼン上級者は、どんなところで、どんな風に疑問形を使っているのか? を4つのパターンにまとめてみました。
会話感ある発表を目指し、疑問形を使いこなしていきましょう!
疑問形のキホン:語尾を上げるか、下げるか?
最初に一つ、疑問形を発音する時のポイントのおさらいです。
英語の疑問文は、形によって語尾のトーンを上げるか、下げるか が決まっています。
疑問文の語尾のトーン
【be動詞・Do・助動詞などで始める疑問文(答えはYESかNO) → 上げる】
・Are you Japanese? ⤴
・Do you have any questions? ⤴
【What / When / Why / Where / Howなどを使う疑問文 → 下げる】
・How long does it take? ⤵
・What time’s good for you? ⤵
YES/NO疑問文は上げる、WH疑問文は下げる が基本です。
できるだけ意識して練習していきましょう!
【発表の導入】で疑問形を使う
発表冒頭の、「今日はこの話をしますよ!」という説明の部分で、疑問形を使うやり方です。
「まず、〜をお話しします。次に、〜をご説明します。」とただ並べるよりも、いきいきと表現することができますね。
サンプル 1
In part 2, I’ll be addressing the following questions.
How can we solve this problem?
And, what is the best material for this device to use?
Then finally, I’ll summarize the main findings.
パート2では、どうすればこの問題は解決できるのか? また、この機器にはどんな素材がベストなのか?という課題に取り組んでいきます。
そして最後に今回の成果をまとめ、締めくくりたいと思います。
サンプル 2
ABC is one of the most serious complications in patients undergoing X.
So today, I’m going to address this question.
What are the risk factors for ABC after X?
ABCは、X術を受ける患者の最も深刻な合併症の一つです。
そこで本日は、X術後に発症するABCの危険因子は何なのか? という問題に取り組んで参ります。
【研究の条件を説明する時】に疑問形を使う
研究の条件などを説明する時にも、疑問形が使えます。
このあたりがさらっと使えれば、かなりデキる感じですね!
サンプル 3
In this slide, I’ll show you the outline of this study.
First, who were the subjects?
The study was carried out over 3 years and included 147 patients who underwent ABC at our institution.
それでは、今回の研究概要です。
まず、被験者はどのような方々でしょうか?
この研究は、3年超の期間において、当施設にてABC術を受けられた147名を被験者として実施致しました。
【比較する時】に疑問形を使う
時には、AはこうでBはこうでした。と並べるだけでなく、
Aはどうだったのでしょうか。それに対して、Bは?
と会場に投げかけるのも、一つの手です。
サンプル 4
OK, so, what are the advantages of this method?
First of all, …
Then, how about the disadvantages? ….
では、この方式の優れていた点は、どういったことであったでしょうか?
ひとつめは、…
それでは逆に、問題となったことは?
サンプル 5
So, what is the difference between group A and group B?
Interestingly, …
では、グループAとグループBは、何が違っていたのでしょうか?
興味深いことに、…
【要点を強調するために】疑問形を使う
プレゼンスキルの高い方は、「ここが重要!」「ここ、聞いて!」という箇所で、疑問形を使われるのがとても上手いです。
強調したいことが何であっても、
質問する →
1秒、間を置く(会場に考えさせる)→
自分で答える
という流れで、スムーズに進められます。
サンプル 6
・What are the reasons for this sudden drop in temperature?
・What does this graph tell us about rates of infection?
・How can we interpret the data presented here?
・What happened when we adjust the dosage of the drug?
・温度が突然降下した理由は何でしょうか?
・このグラフは、感染率に関して何を示しているのでしょうか?
・このデータはどう解釈できるでしょうか?
・投薬量を調節すると、何が起こったでしょうか?
まとめ
今回は、英語の発表で「〜でしょうか?」が効果的に使える場面を4つご紹介しました。
①【発表の導入】で疑問形を使う
②【研究の条件を説明する時】に疑問形を使う
③【比較する時】に疑問形を使う
④【要点を強調するために】疑問形を使う
「いつもなんとなく淡々とした発表になってしまうんだよねぇ」とお悩みの方、次回はぜひ疑問形を使ってみてはいかがでしょうか?
おお!
僕の発表、
なんかTEDみたいでカッコよくなったぜー!!
と、テンションも上がっちゃうかもです。
それでは、今日はここまでです!
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