こんにちは!
学会英語発音コーチのエイミです。
先日、とある大きな学会で、多くの先生方の英語発表を聴講させていただく機会がありました。
先生方への敬意を込め、16人の方の英語力への感想とともに、
「より英語らしく英語を話すには、何をどーすればいいのか?」
を、連載でお届けしたいと思います。
今回はその1回目です。
クライアントさんのお一人、英語での発表経験も豊富なサトシ先生と、後日、いろいろとお話が盛り上がりました。
サトシ先生と私の会話を通して、「あなたの英語の発表を成功させるためのヒント」をどしどし書いていきたいと思います!
日本人の先生方の英会話力は?
今回私は、16人の日本人の先生の英語の発表を聞かせていただきました。
まずは、ざっくり、どんな感想でした?
そうですね。
僭越ながら、発音面からは、日本人の先生方は
ほぼ全員が大きく改善の余地ありと感じました。
もちろん、とても頑張られている先生もおられました!
でも一方で、「それは何語でしょうか?」
というレベルの先生もおられまして。
「何語やねん」レベルの先生もいましたか。笑
まぁ、実際まだまだそういう先生も多いんだよね。
そうですね。なかなか衝撃的でした。
「話すのが早すぎる」or「声が小さすぎる」問題
何人かの先生で、すごく気になったことが2つあります。
1つは、「早すぎる」!
もしかして、早く話すのが英語だと勘違いされていませんか?
ただただ早く話すと、
誰もついていけなくなってしまいますよ。
いますね、早すぎる人。
ダダダダダーって話すタイプの。
「英語は早く話すもの!」と思ってるのか、
単に言葉を詰め込みすぎてるのか。
あれは英語の発音以前の問題だよね…。
そうですね。あれは発音以前の大問題です。
そしてもう1つは、「声が小さすぎる!」
マイクを通しても小声すぎる方が、
16人中5人もおられました。
ボソボソ話すタイプね。
いるね!
本人はきっと、自覚ないんだよね〜。
それです! おそらく、自覚されてないですよね。
そこで質問です。皆さん、発表の練習をされる時、
録音や録画をしてますか?
どうかなぁ。
あんまりしてないんじゃないかなぁ。
僕も最初はしてなかったもん。
してる先生、多くないんちゃうかなぁ…。
自分の声を【録音・録画】しよう!
ということで、「英語で学会発表をめざすドクターのための TO DO リスト」1つ目は、
Record yourself!
英語を話す自分を録音・録画しましょう!
ということです。
「えー…。」
「イヤだなぁ。」
というのは、すごくよく分かります。
録音した自分の声って、普段自分の耳に聴こえている声と違うので、気持ち悪いですよね。
「しかも、英語話してるやつなんか、めっちゃ嫌。」という気持ち、ものすごくわかります。
私も最初はそうでした。
しかし!!
そこを、ぐっと我慢です。
一度、ご自分の声の録音音声を聞いてみてください。
「声が気持ち悪い」を乗り越えると、必ず、重要な「改善ポイント」に気がつきます。
「え? なんかめっちゃ早くない? こんなに早口で喋ってる?」
とか、
「声小さすぎやろ。これほんまに俺?」
とか、
「うわぁー。こんなに「えー」「あー」って言ってるんや(汗)」
とかに、気が付きます。
発音レベルの高い方なら、
「ストレス音とアンストレス音のコントラストがまだ弱いなぁ。」
「息の量がまだ足りないなぁ。」
「あ、腹筋使うの忘れてた!」
などのポイントにも、ご自分で気づいて、一人で直していくことができるようになります。
改善するためには、まず、自分のウィークポイントに気づかないといけませんよね。
そのための最高の方法が、
自分を録音・録画して聴く! 観る!
ということなのです。
大きな成長というのは、いつも、自分自身のダメさにショックを受けることから始まるものですよね。
「うわー、なんじゃこりゃ。カッコ悪!」
と気づいたら、あとは、どんどんカッコ良くなっていくだけです。
ぜひ今日から、「録音・録画」、始めましょう!
【動画】「録音しよう!」を英語で話してみました
「録音しようぜ!」という話を、1分で短く話してみました。
良かったら見てもらえたら嬉しいです^^
まとめ
学会レポート1回目は、
というお話でした。
これは本当に大切なことで、英語の上手な人なら100%やっている、基本の学習テクニックです。
今はスマホ1つで簡単に録音も録画もできるので、ぜひ実践してみてくださいね。
学会レポは、まだまだ続きます!